総員、我が名はケンラウヘル。すなわち反王である。
LRの実装や近々来るであろうアップデート、そんな中でもリネレボユーザーの中で一番の関心事はサーバー統合であろう。
ケンラウヘルサーバーはデカンサーバーとパアグリオサーバーと統合され、「フレヤサーバー」という名に生まれ変わる。
元々「ケンラウヘルサーバー」だからこそ「ケンラウヘル」の名を取ったものの、今回の統合でケンラウヘルサーバーという名称は無くなる。
全く何も感じないかと言ったら嘘になるが、ケンラウヘルがなくなることよりも統合による楽しみの方が大きい。
■フレヤサーバーオフへの招待
統合が発表された後、Twitterに一つの連絡が。
パアグリオサーバーの最強血盟、Lutz血盟の代表■■KOU■■からオフ会のお誘いが来たのだ。
ちなみにKOUはブレードダンサーで、現状170万の戦闘力を超える猛者の一人だ。
たまに我へのオフ会の誘いはちょこちょことあったりするが、非常に多いのが「〇〇サーバーの〇〇さんが会いたいって言うから」といったような、我としても対応に困るものが大半である。
しかし、この者の連絡は目的などもしっかり記載されており、尚且つ完全に我のリネレボの目的と一致していた。
故に我も喜んで参加させてもらう事に。
何度かやり取りがあり、タイムスケジュールやら乾杯の挨拶等と、非常に細かくオフ会の情報共有をしてもらう。
場所は渋谷と決まった。
パセラということで今回はカラオケルームオフだなと確信していたところ、会場の写真がKOUから送られてくる。
結婚式の二次会か何かだろうか?
いやいや、こう何というか、我の知っているオフ会というのはどこかの居酒屋やカラオケでワイワイするような感じなのだが。
何ならさくら水産でも我としては問題ないのだが。
・・・・・・・・・・・
どうやら皆、特に最近なのだが、我の事を勘違いしているようなので一言言っておく。
我は反王ケンラウヘルであるわけで。
こういうイメージなわけで、決して
こういうのではない事だけ明確に伝えておく。
■フレヤサーバーオフ当日
フレヤサーバー当日は若干の雨であった。
我が軍の参加者は我を含め5名。
最近ZENPADからiPadに変えて驚愕を隠し切れないMシャドウズ、
ラモグが出す球を破壊することに執念を燃やすタマハンター且つ反王親衛隊撃墜王の祓鴉、
社会生活の荒波に飲まれてリアルで堕天しそうな†Lucifer、
後から合流してくる出オチテロリストのるといった、我を含め計5名での参加であった。
今回は仮面舞踏会?的な話もあったのでドン・キホーテで皆で買い物をし、仮面を購入。
ますます貴族の遊び的な感じがするが、まぁこれも一興。
色々と買い物を済ませ、集合時間の19時に会場へ。
そこにいたのは主催のLutz血盟の2名、■■KOU■■とストライク。
KOUはTwitterのアイコンが顔写真を使っていたので分かってはいたものの、やはりイケメン。
そして仮面を被っている姿はさながら
タキシード仮面を彷彿とさせる。
そしてもう一人隣にいたLutz血盟のストライクは、とにかく背が高い。
我も背が高い方だが、人と話すのに視線を上に向ける事はほとんどないのだが、優に190cmは超えるであろう。
長い髪の毛を後ろに束ね、そしてKOUと同じく仮面をつけている姿はさながら
バーチャファイターのウルフ・ホークフィールドに似ている。
いやむしろ本人かというくらい激似。
テーブルは全部で6つ。
正面のステージの真ん中の席が反王親衛隊の席ということで、陣取る我ら。
今回のオフ参加血盟は以下。
①パアグリオ
・Lutz血盟
・GangSter血盟
・八咫鏡血盟
②デカン
・ファミりあ
③ケンラウヘル
・ATOM
・反王親衛隊
以上6血盟、合計30名程度のオフであった。
食事はバイキング方式、且つ飲み物はバーカウンターに行って自分で注文するスタイル。
やはりオフ会というよりもパーティに近い。
今回のオフ会にはLutz血盟員の一人にわざわざ北海道からやってきた者もいたくらいだ。
■乾杯
19時30分になるとストライクによる司会が始まる。
ストライク「皆さま、本日はフレヤサーバーオフに来ていただきありがとうございます!」
流暢なMCで進めるストライク。
何かそういう仕事をしているのかと思うくらいスムーズだ。
ストライク「では皆さま、最初は乾杯をしたいと思います!ということで、反王親衛隊の反王様、何卒乾杯の挨拶をよろしくお願いいたします!」
ケンラウヘル「うむ」
事前にタイムラインで乾杯の挨拶をするということは知っていたのでそのままマイクを貰う。
といっても、何も考えてはいなかったが。
ケンラウヘル「反王親衛隊のケンラウヘルだ、よろしく頼む」
と自己紹介を軽く終わらせると同時に、速攻で以下質問を飛ばす。
こういうのはファーストコンタクトが大事なのだ。
まず反王の威厳を見せつける、そして色々と事を動かすのだ。
びしっとここで我が行ったのは、
ケンラウヘル「乾杯の前に、我はブログを書いているのだが、知らない者はいるだろうか?」
保身に走る。
神々の宴以降か、【乾杯の挨拶=祖国に光を】という、我が軍の鬨の声がいつの間にか『そこひか待ち』みたいになっている。
ただし、これは我のブログを知っている者のみに通用する乾杯の挨拶。
ブログを知らぬ者がいきなり乾杯の挨拶で
「あいつ何言ってんの?」
的な滑った空気になった瞬間に切腹も辞さない構えだ。
まずは事前説明、これが重要なのだ。
一通り乾杯のリハーサルを終わらせ、皆グラスを取る。
ケンラウヘル「長くなって済まない、ではこれから共に同じサーバーになるフレヤの諸君の健闘を期して。その血に誇りを」
一同「祖国に光をうぇーーーーーーい!!!!!」
■歓談
仲間内と話すのも勿論楽しいのだが、こういう時は血盟員で固まるのではなく、色んな者と話すのが本当に楽しい。
Lutz血盟、Gangster血盟、八咫鏡血盟、ファミりあ血盟といった、今まで一切接点のなかった者たちと話すのは本当に愉快な時間であった。
ストライクがうまくMCでマイクを回し、各サーバーのPK状況、戦力状況、そして採集がどうなっているのかなど。
有意義な情報ばかりが集まった。
ATOM血盟のテーブルにマイクが回ると、総員揃って
「僕たちは虫も殺せぬ平和主義者です」
「平和な血盟です」
「PKとかあまり好きじゃなくて」
という紹介に対し、思わずマイクを手にして野次を飛ばす我。
ケンラウヘル「最近ずっとうちのがフィールドで貴殿らに殺されてるんだがそこはどうなんだ?ぉおん?」
といった具合で、さながら
ラップバトルinケンラウヘルサーバーみたいになったり。
まぁ我が軍もATOMも互いに爆笑しながらのラップバトルであった。
まぁつい最近まで戦争をしており、且つFPKとかもやっている両軍ではあったものの、「あの時はしつこかったなー!w」とか、「一度返り討ちにされた時は悔しかったわーwww」とかとか。
オフ会あるあるではあるが、斬り合った者たちとこうやって談笑するのも楽しいものだ。
ちなみにオフ会で苦手なメンバーやゲーム内では話したくもない者がいたとしても、それでオフ会を断るのは勿体ないというものだ。
いや、流石に喧嘩しに行くというのであれば止めるが、やはりPKというコンテンツもありきのゲーム、そういったものも楽しみながらゲームをし、そして話すと意外と視野が広がるというものだ。
過去、PANCH家オフでも、ロデマイで戦っている同士の血盟の者や、逆に血盟を解散に追い詰めた血盟とその解散に追いやられた血盟員がいたり。
確かにゲーム内ではㇺッとしたり色々考えることもあるだろうが、我らの共通点はリネレボが好きということだ。
遊び方や価値観の違いは大なり小なりあれど、それでも共通言語である「リネレボ」について笑いながら楽しく話せるというのは本当に楽しい。
「オンの終着点は結局オフ」
という言葉もあるように、オフ会を食わず嫌いで参加しないのは勿体ない故、是非とも参加して欲しいと思う今日この頃。
■ミニゲーム
歓談も非常に楽しかったのだが、今回は余興というかミニゲームも用意されていた。
用意されていたのは
パンストファイティング。
パンストを頭に被って引っ張り合い、外れた方が負けという、日本伝統芸能のひとつだ。
最初は1対1のプレテスト的な感じで会場の誰かを選ぶことに。
ここで選ばれたのはデカンサーバー、ファミりあ血盟所属のモジャンである。
自己紹介でも若手芸人ばりのテンションで会場を盛り上げてくれている彼が抜擢された。
対するはLutz血盟の者。
二人がステージに上がり、徐にパンストを頭にはめる。
絵面が汚い。
ここ、リネレボのオフ会だよね?
という異様な空気な中、パンストファイティングがスタート。
容赦なくモジャンが引っ張り、最終的にはモジャンが勝利を収める。
しかしこの芸人ばりのリアクション、引き抜きとかはあまりしない我が軍ではあるが、是非ともキャラ的な意味でスカウトしたい逸材である。
KOU「おめでとうございます!では勝利したモジャンさんにはiTunesカード5,000円分をプレゼントします!」
同時に息を飲む反王親衛隊5名。
あのパンストファイティングで…iTunesカードが…5,000円…?
反王親衛隊のテーブルがざわつく。
が、我も含めすぐに冷静さを取り戻した。
ケンラウヘル「まぁあれだけ身体張っての対価だものな。まぁ我はやる気はせん」
祓鴉「そうですよね、あんなの被るのは御免です」
†Lucifer「やっぱりこういうのは見ている方がいいですね」
のる「全くもってその通り、楽しむものであって金で釣られるのは、はしたない者がやること」
Mシャドウズ「同感、あー、出なくて良かった」
KOU「では、次は5名でパンストファイティングをしてもらいます!参加者は挙手をお願いs
ケンラウヘル「その血に誇り(iTunesカード)を!(挙手)」
祓鴉「祖国に光(iTunesカード)を!(挙手)」
†Lucifer「祖国に光(iTunesカード)を!(挙手)」
のる「祖国に光(iTunesカード)を!(挙手)」
Mシャドウズ「祖国に光(iTunesカード)を!(挙手)」
間髪入れず反王親衛隊総員挙手。
サーバー統合を控えた今、戦力強化は課題だ。
そう、もはや我が軍の中ではパンストファイティングは遊びではなくなっていた。
KOU「えっとwww反王親衛隊の方だけというもちょっとあの…w」
と、やんわりと空気を読めと怒られたため、我が軍はMシャドウズを残して撤退。
Mシャドウズがステージに上がり、その他参加者もステージへ上る。
そうして皆でパンストを付ける。
大の大人5名がパンストを被って並ぶ姿は
地獄絵図であった。
画像を編集していてモザイクはいらないんじゃないか?とは思ったものの、そのラインはきっちり守っておくとす。
そして試合はまさに泥仕合。
しかし、iTunesカードがかかっているため、やっている本人たちは必死。
全員が鬼の表情でパンストを引っ張り合うという、見苦しさ半端ないステージに会場が沸き立つ。
残念ながらMシャドウズは負けてしまったものの、まさかの主催であるLutz血盟の者が勝利、こうして地獄絵図楽しいパンストファイティングは幕を下ろしたのである。
■オフ会あるある
リネレボオフ会あるあるの1つと言えば、皆の前でやる強化祭りである。
そして選ばれたのはやはりデカンのモジャン。
パンストファイティングで最高のリアクションをしてくれた彼だ。
モジャン「いや!あと+1で武器MAXなんです!無理無理無理!」
というリアクション芸人さながらのリアクションを取りつつもすんなりステージに上がっていく彼。
うん、是非我が軍に欲しいところだ。
ということで、3分程の押し問答あれど、正面のスクリーンに映し出されるモジャンのiPadの画面。
この3分というのも短過ぎず、そして長過ぎず、さすがわかってらっしゃる。
そして皆が見守る中、マーブルなし強化が始まる…!
ポチッ
押した瞬間に出てくる功績達成の演出。
皆の前でまさかの+30達成という偉業を為す。
勿論それもめでたいのであるが、そんな事よりも驚いたのが
モジャンのリアクション。
やばい、動き過ぎてカメラがぶれる。
この躍動感ある喜びの舞はしばらく続いた。
それほど嬉しかったのだろう。
スパルタンX感が凄い。
■フレヤサーバーオフ会総括
統合前に色々な話が聞け、そして楽しい時間を過ごさせてもらった。
この場を借りて主催のLutz血盟、KOUとストライクに感謝を。
そしてちょうどリネレボ公式にてこんなキャンペーンが打ち出されているのは皆知っているだろうか。
オフ会というのは非常に面白い。
逆に「私は遠いから気軽に行けなくて、行っているメンバーと熱量に差が…」というパターンも多いと思う。
勿論、オフ会に参加した者だけが内輪で盛り上がるのはやめておいた方がいい、だが、血盟員だけがリネレボをやっているわけではない、あたりを見渡せば色々な所でオフは開かれているだろう。
昨今、オフ会絡みの事件などもニュースで取り上げられたりするのだが、そんなのは沢山行われているオフ会の極一部の極端な例に過ぎぬ。
反王親衛隊を立ち上げた我、ケレニス、シゲルマツザキは元々はリネージュ1で知り合い、そしてリアル、家族ぐるみで仲が良い、14年来の仲間だ。
もし彼等と会っていなければ、リネージュをやっていなければ、いや、リネージュをやっていたとしてもこうやって顔を合わせなければこうはならなかったろう。
オフ会絡みで嫌な事もある、全てが楽しいなどという綺麗事は言う気はない。
ただ、こういった事を経験せずして想像だけで足を運ばないのはおすすめしない。
我が血盟、そして我はコンテンツを楽しみ尽くす、そしてそのコンテンツの1つがオフ会なのだ。
リネレボという世界で繋がりを持った人間同士、是非皆にもこの楽しさを経験してもらいたい。
最後になったが、フレヤサーバーになっても皆、よろしく頼む。
以上。
※この後、くまっくに誘われて二次会へ行ったのだが、これはまた短編として次回に。