反王だもの。

MMOを中心としたゲーマー、反王ケンラウヘルの手記。

#7【ドラブラ】人数差の征服の地 前編

総員、我が名はケンラウヘル。すなわち反王である。

 

■征服の地

毎週火曜日の21時は必ずやっている毎週の日課がある。

 

征服の地である。

 

征服の地はサークルの人数によって戦場が3〜5箇所に変わる。

 

昨今のVVIPの征服の地は3戦場がデフォである。

そして人数としては大体50名程度が参加することになる。

 

1つの戦場には最大40名のメンバーが入ることができる。

3戦場の内、2戦場を勝利すれば征服の地は勝利となるわけだが、これが中々難しい。

 

単純に考えると25名と25名に分けて2戦場を獲る、という話になるわけだが、25名の戦場に相手が30名以上来ると一気に不利になるわけだ。

 

故に戦略としては1つの戦場に戦力を集中させるのがデフォだろう。

そしてもう1つのチームをいわゆる空き戦場にぶつける。

Aチームがメイン戦力として、Bチームが空き戦場を狙い、2勝することが必要となってくる。

 

3戦場になると大体相手も同じことを考えてくる。

特に空き戦場は違いにバッティングしないように狙ってくるところが多い。

故にメイン戦力がぶつかり合うという方程式が成り立つのである。

 

■STAGE5との戦闘

ある日のこと、自由の風の強豪チーム、STAGE5と征服の地で戦闘することになった。

勝ったり負けたりと、まぁ最近ではかなり敗北を喫している我々だが、今回も戦うこととなった。

 

当日は仕事が忙しく、当日はログインも21時手前、5分前にINするのでやっとであった。

いつもの調子でVCに入る。

今回の戦闘も同じように、メイン戦力と空き戦場狙いという形をとるということは、ログから理解した。

 

だが、いつもと様子が違う。

 

どうしたのかと我が尋ねると、とりあえず征服の地を開いてみろとの連絡があった。

 

STAGE5に高戦闘力が入ったのだろうか。

だがSTAGE5にはすでに沢山の高戦闘力キャラが存在する。

今さら2〜3名有名どころがサークルに入ったところで何も驚く必要はないだろう。

そう思いながら征服の地を見てみることに。

 

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いつもと変わらぬ征服の地の様子だ。

全くもって問題がない。

 

問題が…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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5戦場になってる。

 

久々の5戦場。

VVIPの初期の頃は5戦場が当たり前であった。

 

相当久々に5戦場を見た気がする。

久しぶりの再会に喜びと驚きを隠せないものの、VVIPの人数は50名、いや、今回は40名にも満たないくらい。

 

人数が多くなければ征服の地は5戦場は出てこないはず。

 

そう、つまりは、STAGE5の人数がそれほど多いということになる。

 

間違いなく相手は100人近くいる。

 

まず冷静に考えると、この征服の地の過半数を勝利する、つまりは5戦場の内3戦場を取らねばならない。

 

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まるでSIRENのキャッチコピーみたいな状況だ。

そもそもこの人数差でマッチングするのはどうなのかと思いつつも、文句を言ってしまって仕方あるまい。

 

だがVVIPにはとっておきの秘策がある。

 

VVIPルールの適用。

 

VVIPルールとは、例えシステム的に負けたとしても、ある条件をクリアすれば勝利とするシステム。

 

言い換えるならば、負けを認めないシステムである。

 

これはギャグのように見えるかもしれないが、ある種負け戦場でも目標をもって前向きに楽しもうという姿勢の現れでもある。

 

今回のVVIPルールは「1戦場でも落としたら我々の勝利」というルールであった。

 

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負けられない戦いが、今始まる。

 

以上。

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