総員、我が名はケンラウヘル。すなわち反王である。
■チャットについて
最近、徐々に声をかけられることが多くなってきた。
シルバーウルフとやっている「アステルより、愛を込めて」、通称「アス愛」をもっともっと広めなくてはならぬ。
今後もアステルからエターナルを盛り上げていく会にて、アステルを巻き込んでいき、最終的にはエターナル全体を巻き込めるよう頑張っていく所存だ。
さて、MMOといえば何を思い浮かべるか。
別世界で強大な敵に挑む勇者。
行く手を阻む魔物たち。
様々な魅力が存在する。
だが我としてはMMOで一番重要、そして面白いと思うことはただ一つ。
仲間、それすなわち、ギルドである。
エターナルではギルドというのは軍団という名前で存在する。
野良のパーティというのも面白いが、やはり軍団メンバーと行くと一致団結感も生まれるというものだ。
ただ単にチャットをしているだけでも楽しいものだ。
我は最近は仕事をしながらゲームをすることが多い故、DiscordのVCを付けながらやることが多い。
だがその中でもチャットというのはログが残り、自分が参加していなくてもログに残った仲間の会話を見ているだけでも面白い。
20年前からチャット勢と呼ばれる、ゲームはそこまで熱が入っていないものの、チャットだけやりにくる者も存在するのが事実だ。
異世界のファンタジーライフを謳歌するかのよう、見ず知らずの人間と「ゲーム」という共通の媒体を通して楽しい時間を共有することに楽しさを覚えるのであろう。
チャットが楽しいというものはMMOプレイヤー全員の共通認識であろう。
だが、ギルドマスターからするともっと重要な面がある。
チャット、それはギルドの盛り上がりを見るバロメーターとしての側面だ。
■ギルドの盛り上がり
これはあくまで持論となる。
先ほど紹介した「チャット勢」というのは正直、我としてはギルドに留めておくのは厳しい。
特にGvG、つまりはギルド対ギルドのコンテンツがあるゲームにおいてはそれが言える。
GvGを主眼に置くならば、やはりゲームをプレイしある程度は強くなってもらう必要がある。
その反面、そのチャット勢というのは時に戦闘力とは反比例して非常に強い効果をもたらすこともある。
それがギルドの盛り上がりだ。
ギルドが盛り上がると他ギルドメンバーのモチベーションも上がるというものだ。
皆のギルドには「やたらとチャットばっかりだけど、何か憎めない奴」とか、ゲームのことはあまりしらなそうなんだけど、いつの間にかチームの中心となっている人はいないだろうか。
それはまるでマスコットのようでもあり、
アイドルのようでもある。
この強さというのは戦闘力などでは測りきれないものがある。
勿論、ギルド外部からすると目立つ物でもないし、ギルド内部だからこそ輝くというのもある。
ギルドという土台、石垣があるとするならば、その隙間に敷き詰められた砂利や砂こそがこのチャットの魅力。
石垣をより強固なものにすると言っても過言ではない。
そこまでの地位を獲得したのであれば、すでにその者自身がチャットでの話題となる。
そうなると良いスパイラルが生まれ、ギルド運営が円滑にいくというものだ。
別ゲームではあるが、我の配信仲間にこたりおという者がいる。
先に言っておくが、彼は全くゲームをせずにチャットばかり、という訳ではないということだけ伝えておく。
彼は別にゲームにうおおおおおおおと熱が高くなって攻略ゴリゴリという訳でもない。
かといってチャットだけしに来る訳でもない。
だが、チャットでの盛り上げやVCでの盛り上げはピカイチの腕を持っている。
ギルドに一人こういう者がいるとチャットも盛り上がればギルドも盛り上がる。
いじられキャラでもありつつ、いじっても来る、ボケもツッコミも行けるタイプ。
絶対にギルドに置いておきたいタイプの一人だ。
ちなみに彼はエターナルでメリッササーバーで一緒にやっていたのだが、我が移動してしまったが故に離れ離れになっているが、それでも彼の放送を見ているとただただ楽しくやっているだけで我も笑みがこぼれてしまう。
本当に縁の下の力持ちといったところで、目立ちはしないもののギルドマスターからすると最高に頼りになる仲間なのだ。
■チャットをしない者たち
一番困るのは、ゲームはしているがコミュニケーションをとらぬ者たち。
これは本当にゲームをやっているのかもわからぬ。
ログイン勢とでも言おうか。
我としてはこういう者たちをどうにかしてチャットに引きずり出したいと思う。
そもそもギルドチャットをすることすら面倒だと思っている者は論外だが、中には「何を喋っていいのか分からない」という人もいるかもしれぬ。
ギルドマスターの立場から言わせて貰えば、挨拶だけでも何でもいい、「w」ひとつだけでも打ち込んで欲しいものだ。
生存確認ではないが、いざという時、GvGの時などにコミュニケーションができなかったりするとあまり意味がない。
「私は苦手だから…」というのでチャットをしないと、損をすることばかりだ。
だがいきなり苦手を克服するというのはハードルが高いのが事実だ。
だが、このゲームには非常に優秀な機能がついている。
それこそが、
スタンプである。
とうことで、もう夜も遅いのでこの続きは次回。
プロパラディンの道のりは、険しい。
次回へ続く。