総員、我が名はケンラウヘル。すなわち反王である。
■パラディンの壁
パラディンの壁というタイトルを付けてみたのだが、それは一体どういうことか。
通常こういう場合に使用される「壁」というのは障害の事を指す。
例えばその壁は、国の姫様を奪った邪悪な竜だったり。
例えばその壁は非常に難しい試験であったり。
例えばそれは強敵と書いてトモと呼ぶ存在だったり。
例えばそれはバラエティ番組で必死に笑いを捻り出す芸人の魂だったり。
様々な概念の壁が存在する。
では本題に戻る。
パラディンの壁とはどういう事だろうか。
騎士道精神か、人を護ることにおけるプレイヤースキルのことか。
様々な壁を想像するだろう。
パラディンの壁、それすなわち、
壁(物理)である。
■パラディンのプレイ
これは持論ではあるが、パーティプレイにおけるパラディンの腕の見せ所、プレイ体験というのは他の全ジョブからしても群を抜いて楽しい。
その中でも保護パラディンが我は至高だと思っている。
何が面白いか。
それは成長するたびに新たなスキルが実装されることにより新しい体験ができることにある。
火力職などは基本的に火力スキル、即ちDPSが上がる新たなスキルとしての役割が多いだろう。
回復職も、バフや回復といったいかに仲間を回復できるかといったところに焦点が置かれている。
だが一つ我から言わせてもらえれば、新たなスキルが加わったことによって保護パラディンほど大きく変わらないと考える。
正直他のジョブはほぼ触ったことがないのは認めるが、過去MMOを触ってきてここまで幅広くUX(ユーザーエクスペリエンス:ユーザー体験)が変わるジョブというのもなかったように思える。
昨今、日本では色々な問題が日々発生している。
マスク不足だったり米不足だったり。
ではエターナルの三大不足というのはご存知だろうか。
寝不足。
カルシウム不足。
そして盾不足。
盾というのは中々に難しい。
というのも、やはりDPSが出ない=効率が悪いという印象が大きいのだろう。
パラディン普及委員会の我としては由々しき事態である。
だがこのパラディンは本当にプレイが楽しいのだ。
しかもそれがレベルを上げるごとに目に見えて面白くなっていくというお墨付き。
我は現在レベル45。
1ヶ月ビハインドで始めた故、まだまだ育成は遅いが、レベル40を超えてからが非常に面白くなってきたので、壁について紹介したいと思う。
■壁の可能性
他クラスからすると「なんだよ壁ってwww」と笑われるかもしれない。
見た目のインパクトもさながら、時として邪魔扱いされることも多々あるからだ。
だがしかし、この壁の有用性を他クラスにもしっかりと伝えておきたい。
これを覚えてもらえれば「ああ、こんなに便利だったのだ」ということが分かってもらえるはずだ。
①敵・人を通さない
この神聖なる石盤はプレイヤーや敵を一切通さない。
当然、スキルも通さなくなる。
ヘイトがある状態で、敵とパラディンの間に壁を作れば敵は攻撃ができず、直線を通ってこようとするが移動もできず、ただ石盤につっかえるだけの行動を繰り返す。
つまりは一切敵は無防備になるということだ。
②ヘイト管理をすれば完璧
敵が石盤の向こうにいるということは、当然こちらからの攻撃やスキルも通らない。
保護パラディンが一番使うスキルである触発を打とうにも当たらないのが現実だ。
じゃあだめじゃん!と思われるかもしれない。
しかし、そこはちょっとしたコツで脅威値をコントロールすることができる。
スキル:光の領域。
これはフィールドに設置できるスキルで、その範囲にいる間敵の脅威値を上げ続ける。
石盤で阻まれ続けながらも脅威値をどんどんと稼ぐことができるのだ。
ただし、これだけではたまに脅威値を他のアタッカーが上回ってしまうこともある。
そんな時はどうするか。
敵は攻撃してくる時だけは移動しないことを逆手にとり、攻撃モーションが見えた瞬間に石盤の横に移動し、触発を撃った後再び戻ることで解決できる。
ちょっと不格好かもしれないが、こういう形をとることも可能だ。
③壁の間にシールドとガードHPを溜める
この壁がある間はスキルのシールド、そしてガードHPを溜めることができる。
皆が敵を叩いている間に何もできなくてもどかしいと思うかもしれないが、このシールド・ガードHP両方をチャージしていると思えば良い。
ガードHPがあれば敵の攻撃を無効化できる。
シールドもさながら、このクールタイムを稼ぐためにも非常に有効だ。
④スキルの使い勝手が良い
これ。
とにかくこれが素晴らしい。
保護パラディンをプレイしていないと体感しにくいが、非常にスキルとして優秀なのだ。
クールタイム30秒に対し、壁の効果時間は12秒と非常に長い。
もし壁が崩れてしまったとしても再び使うのにそう時間もかからない。
まさに万能の壁なのだ。
壁の有用性は分かってもらえただろうか。
この壁というのは本当にすごいもので、最近は盾を使うよりもこの壁を使う方が多い。
これほどまでにUXが変わるという楽しさが盾パラディンには存在するという事を大きくアピールしたい。
■壁の弱点と副作用
だがひたすら壁の評判を上げ過ぎても胡散臭く見えてしまうのが事実。
という事で、壁をひたすら使い続けて見えてきた壁の弱点や副作用もしっかりとここで記載する。
壁の弱点、まず最初に挙げられるのは、壁を建てようとしたポイントに人やモンスターがいると建てられないという点。
特にモンスターが多い場合は攻撃タイミングもバラバラになるのでこういった現象に陥ることが多い。
そういう時はいったん敵の群れの反対方向に移動し、反対側に壁を作るということで対応ができる。
敵との距離をうまくとるのがポイントだ。
そして次の弱点。
自分と壁の隙間に敵が入り込んだ時、パニックに陥る。
これは何がパニックかというと、仲間の援護が全く届かなくなるという点だ。
もしボス戦でこんなことが起きようものならば、密室殺人は避けられない。
雑魚ならばまだいいと思うかもしれないが、保護パラディンというのはDPSが出せない。
つまり雑魚1匹でも苦戦する。
それはまるで
蚊帳に1匹の蚊が入ってきたぐらいうざい。
パラディンとしてはそんな醜態を晒すわけにはいかない。
そして次の弱点は、
明らかに壁を作ったのだが
普通に通り抜けてくる場合があるという点。
明らかなる欠陥住宅。
これはたまらんと石盤の後ろに回り込んだとしても、
もはや壁が邪魔でしかないという悲劇。
タイミングや通信の問題でこうなることもあるので要注意だ。
そして次の弱点は、
敵を壁と一体化させてしまうことがたまにある点。
こうなると敵の攻撃は食らわないのだが、敵もダメージを食らわないという、ただ単に12秒間意味のない時間を取らされる。
これは恐らくバグだとは思うのだが、早く直して欲しいものだ。
そしてこの派生として、
たまに人も壁化させてしまうという点。
これも先ほどと同様、ダメージは受けないが攻撃も移動もできないという、
12秒間時を止めると共に自分も動けない使えないスタンドみたいな働きをする時がある。
■壁の総括
実はもっともっと壁については色々と書きたいことが多い。
レベルの成長と共に強さだけではなく、面白さもグレードアップする。
それが盾パラディンの魅力なのだ。
アステルの配信者、シルバーウルフと共にプロパラディンの面白さを伝えた生放送を先日やった。
この動画にプロパラディンの面白さが凝縮されている。
そこまで長くない生放送なので、是非ともみてもらいたい。
ゲラゲラと笑いながらも、パラディンの凄さを知ることになるだろう。
後日、シルバーウルフが動画を作成してくれるようなので是非ともYOUTUBE・Twitterの登録を頼みたい。
#拡散希望
— シルバーウルフ@エターナル配信しまーす (@yuchan_02035050) 2021年1月23日
昨今いろいろとございますがたった一度きりのエターナルをみんなで楽しみたいですね。
少しずつ良くなって来たじゃないか!
想いを歌に。
たかがゲーム、されどゲーム。
出会いを大切に。
2回目はYouTubeへどぞ!w
リプへ
【Once in a lifetime ETERNAL】https://t.co/IG9ADxXkAe pic.twitter.com/NXKNLc6VHs
■今日の壁
さて、最後に1つだけ、壁の最大の副作用を伝えるのを忘れていた。
ファンタジーといえば盾だ。
盾で人を守ることこそがカッコイイ。
それこそが聖騎士、そう、パラディンなのだ。
だが、あまりの壁の楽しさに壁中毒を起こしてしまう。
そして壁に魅入られた重度の壁中毒のパラディンたちの会話は、
土建屋みたいな会話で埋め尽くされる。
壁建築はご利用的に。
プロパラディンへの道は、険しい。
以上。