反王だもの。

MMOを中心としたゲーマー、反王ケンラウヘルの手記。

人との関わりとネーミングセンス

総員、我が名はケンラウヘル。すなわち反王である。

 

サービスが開始されてから既に1か月以上が経った。

サービス開始当初はソーシャルゲーム感覚で遊ぶつもりが、いつの間にか毎日ログインするようになっていた。

血盟も作ったが最初は「ソーシャルゲームのフレンド」感覚の者が多かったのだろう、中身がいるのかいないのか分からぬ者も多数いた。

徐々に精練されていき、今ではPCのMMOと変わらぬ活気を見せている。

それは血盟だけではなく、色々な者と話し、時にはくだらない話にも興じた。

まさか携帯を持ちながらゲーム内でこれだけ密に人と関わり合うとは当時は思いもしなかったが、それはそれで嬉しい誤算だ。

 

楽しくなっていくにつれ、問題としては血盟の拡大。

そのために当初やる予定もなかったブログを開始した。

最近では色んな者から声をかけられるようになった。

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MMOで突然知らぬ者から囁きが来ると、

条件反射で「何か問題が起きたか!?」と身構えてしまう我。

MMOあるあるである。

こういう声は非常に嬉しく思う。

これ以外にも様々ゲーム内で声をかけてもらっているが、全て出そうとすると編集が大変になるので割愛させてもらう。

また、ダンジョンの野良パーティに参加して放置しようとしても色々な者から声が。

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非常にオート放置をしにくい状況である。

感謝。

 

つい先日、「殺戮と晩餐の会」の血盟員とふと話したのだが、「やる気のある奴だけで血盟員を埋めたい」という話題になった。

本音を言えば我もそう思う。

先述した「ソーシャルゲームのフレンド感覚」で入ってくるのはいいのだが、ただただログインするだけの者だらけでは血盟を盛り上げるのは至難の業、要塞戦を目指すなどは到底遠い夢になるからだ。

我の熱量を10とすると、10の血盟員、もしくはそれ以上の熱量を持つ者が来てくれることが望ましい。(それはそれでデメリットもあるわけだが)

 しかし、そんな状況は早々生まれぬ。

熱量が5だったり逆に15だったり。

中には熱量0の血盟員、すなわち協力もせぬコミュニケーションも取らぬ者もいる。

我が軍の場合、我は10を待つより、+1にすることに重点を置く。

やる気のある者は何もしなくとも勝手についてきてくれる。

しかし、”0”の中には慣れておらず、どうしていいのか分からない者もいるのだ。

我が軍は情報共有を数多くする。

その情報を”0”に与え、話しかけ、+1になるように考慮する。

+1になった者のほとんどが自ずと熱量を持ち、いつの間にか我よりも熱量を帯びるケースが多々見られた。

ほんの少し前まで戦闘力も低く、ログインしてるだけで無言、いるかいないか分からなかった者が、気付くと戦闘力30万を超え、背景装備を揃え、

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自ら四天王を名乗り始めるまでになる。

人との関わりとは愉快なものだ。

そしてもう一つ、重要なことは気を遣わないことだ。

我は+1になるよう手は差し伸べる。

が、手を取らぬ者や自ら努力しようとしない者は切り捨てる。

我は別にどこぞの会社の管理職でもなんでもない。

我は楽しむためにリネレボをし、楽しみ方を模索しているだけなのだ。

一緒に楽しめないならば我も楽しくない、ただそれだけだ。

ちらほらと他血盟主から愚痴やら悩みやらが聞こえてくるが、行き詰ったり悩んだりしている血盟主は是非この「+1」と「気を遣わない」という考え方を実践することをお勧めしたい。

 

 

 

人との関わりを持つMMO。

様々なMMOをしてきたが、その中で密かな趣味がある。

ネーミングセンスである。

ワールドチャットなどで色々と愉快な事を言う者はいる。

ワールドチャットではその個人のキャラクターが確立され、その名前を見るたびに楽しい気分にさせられる。

しかし、ネーミングセンスは違うのだ。

出オチなのだ。

突然のインパクト、そこから広がる人物像、なぜその名前にしたのか思わず突っ込みを入れたくなる衝動。

そしてその才能への嫉妬。

これがMMO然り、オンラインゲームの醍醐味でもある。

我とケレニスは既にケンラウヘルサーバーにおいて、

「センスあるキャラクター名」と「センスある血盟名」のランキングを作っている。

残念ながら我とは繋がりがない故、今回は発表を控えるが、見るだけで楽しい。

たまにある「血盟名からの血盟主名コンボ」の笑いも見つけてはケレニスと共有して楽しんでいる。

そんな隠れた趣味の我だが、ちょうどそのような話題が血盟チャットで流れた。

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こんな会話の中、

「今までのオンラインゲームのキャラ名でどんな名前がセンスがあったか」

という話へ発展。

我には1つだけ思い出深い名前があった。

それは忘れもしない、忘れることもできない。

もう10年以上前の話だから、流石に名前くらいはこの手記に記しても問題ないだろう。

尊敬の意を込め、ここに記させてもらう。

 

 

 

 

 

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”寿司戦士ガリ”

知り合いでも何でもない、ただただMMOの街で偶然見かけただけだ。

10年以上前、若き日の我が見たこの名前に衝撃を受けた。

そもそもガリは寿司じゃない。

というか寿司戦士とは一体何なのか。

何のために生まれて何をして喜ぶのか。

もう気付いた者もいるだろう。

そう、この名前には世界観があるのだ。

アンパンマン的な世界が我の頭を過る。

寿司戦士…その他には何がいるのだろうか?

ここまでして名前を揃えていないわけがない。

暗黒騎士マグロ、、、大僧侶イクラ、、、ハマチ剣士、、、

若き日の我はいてもたってもいられなくなった。

その世界には何がいるのか、何を考えてこの名前にしたのか。

気付けば我は寿司戦士ガリの所属するギルドを調べていた。

そのギルドには寿司戦士ガリと、もう1名だけが所属していた。

そのもう1名を見た瞬間、更なる衝撃が走ったのだ。

あまりのインパクトにギルド名なんて記憶から吹き飛んでしまった。

そのもう一人の名前は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

”紅ショウガ大魔王”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寿司じゃねぇのかよ!!!!

若き日の我は思わずPCの前で叫んだ。

我は「寿司戦士」という言葉に捉われ過ぎていたのだ。

本命はまさかの漬物だったのだ。

我は脱力感に見舞われた。

やられた、我の完全敗北である。

その日はもう何もする気が起きなくなった。

 

 

我のこの隠れた趣味は、彼を見たことによって生まれたといっても過言ではないだろう。

自分のキャラを強化し、モンスターを倒し、人より強くなるだけがMMOではない。

疲れた時には血盟名やそこに所属するキャラクターを検索すると楽しい。

我は今日も面白さを求め、リネレボへログインする。

 

 

 

 

 

■今日の別アカウント

 

こうして名前を書くと、そのキャラクター名を作る者が現れてしまう。

我はケンラウヘルサーバー以外にはキャラクターを作っていない。

別サーバーなら気にもしないが、ケンラウヘルサーバーにて、善人ならいいものをいたずら好きな者が作ると我の思い出が汚れてしまう。

そのためいつも我は

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この名前だけは絶対に譲らない。

いつの日か、あの日の本人が現れることを胸に抱いて。

 

以上。

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