総員、我が名はケンラウヘル。すなわち反王である。
久々のオフ会
LRTが終わり、チャレンジカップが終わり。
誰が見ても一つの締めの時期が来た。
本当ならば夏や冬の時のように、1日がかりでゲストハウスを借り切って大々的にやりたかったのだが、それをするには如何せん労力が足りなく、今回は新宿でサクッと飲む、という話になった。
今回はチャレンジカップで見事優勝した丙軍:反王真影隊の盟主。
那岐丸が主役のオフ会。
彼には非常に苦労をかけ続けてしまっているのにも関わらず、楽しそうにプレイしてくれて、本当に頭が上がらない。
むしろ感謝の念以外ない。
ついでに我が頭が上がらない他の血盟員は、
元老院たちだ。
集結
この日は生憎の小雨。
梅雨入りということもあって残念な曇り空ではあったが、小雨程度で済んで逆に運が良かっただろう。
新宿アルタ前にて丙軍の紫さんと合流。
ちなみに紫はそこまで遠方に住んでいないにも関わらず、この日初めて新宿に来たという衝撃の事実が発覚。
新宿で迷子になったり、
チャレンジカップで解説者の二人に「柴さん」と間違われたり、色々と不運な男である。
店自体は18時に予約を取っていた。
20時に締めて、そこからサクッとカラオケというオフ会黄金コース。
ただいつもの土曜日と違うのは、甲乙丙軍全てが要塞戦がないということ。
本来であれば土曜日のオフ会の締めは要塞戦で皆でワイワイ、というのが恒例だったのだが、まぁこれの理由は言うまい。
改善されるのを待つしかない。
17時50分に続々と集まる反王メンバー。
その中でも今回は新顔が多かった。
こうなると始まるのが恒例の名前当てクイズ。
いつもガンガンVCで声を出しているメンバーというのは、なんやかんやで分かるものだが。
VCで声を出していない者については限りなくノーヒントに近い。
しかも我が軍は三血盟、当たる確率も1%を切るというGoogle入社問題に近い難題。
那岐丸「さて、この子は誰でしょう?」
ケンラウヘル「当てる、待て、まぁ落ち着け、ヒントはいらん」
いくら丙軍の盟主が那岐丸とて、我は反王軍全体の盟主、ここでヒントをもらうようではだめだ。
初めて見る女性を指差しながら、直感を信じて手札を切る。
ケンラウヘル「…我には分かる、あれだ、お前は○○だ!!!」
一同「あーーーーーーーーーwww」
オフ会でよく見る光景だ。
よく見る光景なのだが。
この優越感に満たされた渾身の「あーーーー」に少しビキビキ来るのは我だけだろうか。
このくだりがいつも
ヒラリー・クリントンで脳内再生されるのが原因か。
そんなこんなで、今回集まったメンバーは15名ほど。
中には北の大地からわざわざ遊びに来てくれたメンバーもいた。
北の大地からの土産物が白い恋人ではなく、あえてじゃがポックルというチョイスも流石リネレボ民といったところか。
今回集まったのは
カンロ飴(甲)
アベシヤマ一世(甲)
ジョー寺8代目(甲)
ちぇり胡(乙)
那岐丸(丙)
NAKA(丙)
緋戀(丙)
白檀(丙)
出曇。(丙)
紫さん(丙)
gl4ve(丙)
たこしー(丙)
えぱん(丙)
のえめる(丙)
ケンラウヘル(乙)
総勢15名の宴になった。
そして人が揃った所で我が軍オフ会恒例の乾杯の儀。
ケンラウヘル「では、ここでいつもの乾杯を、と思ったのだが」
チラと那岐丸を見る。
ケンラウヘル「今日は、もっと乾杯に相応しい者がいると思うので、そいつに任せよう」
流石に今日の主役はチャレンジカップで見事優勝を納めた那岐丸であろう。
全員が那岐丸へ視線を送る。
「これは”那岐丸に光を”だよね」
「なぎひか?なぎひか?」
そんな感じでガヤガヤと騒ぐメンバーたち。
ケンラウヘル「ここで揃わないと格好つかんから、今回は”那岐丸に光を”で統一しよう。ではなぎ、よろしく!」
那岐丸「ではでは」
那岐丸「その血に誇りを!」
一同「那岐丸に光をー!」
宴
初めて会う人もいるが、それでもこの数ヶ月は毎日のように話していたメンバーたちだらけだ。
会話に華が咲かない訳が無い。
本来であれば「皆でもう一度チャレンジカップを観て盛り上がろう」という話だったのだが、途切れない会話の中でそのイベントを差し込むのは不可能だ。
我は今回、LRTにもチャレンジカップにも出ていない。
しかも5月中旬から6月は仕事などの関係であまりにもINができない状況というのが続いていた。
血盟員であれば何も問題はないが、甲軍丙軍が色々と対応している最中、INもままならない自分が甲軍丙軍に話しかけてしまうと、変に悪影響を及ぼしてしまうのではないか。
そういった所で我は距離を置いていた。
このブログを何回も更新しようとは思ったのだが、それでも途中で何かが引っかかってしまって、書いては消しを繰り返していた。
また別途書こうと思うが、裏での作業も忙しかった。
リネレボにINするまでもなく、夜Discordを開くと個人チャットの嵐。
LRTを機にやめる者、モチベーションが上がらない者。
本来であれば我が吹き飛ばさねばいけないのだが、少し疲れていたせいか、実はそのスパイラルに精神を持って行かれていた。
LRTが終わってから来るネガティブの渦、その前にこれだけの嵐が来るとは。
その処理に追われるということは、かつて我が過去のMMOで経験してきた最後の最後で疲れ果てるという結末を再び味わう事と同意。
正直解散、ないし隠居を考えていた。
だがその中で転機が訪れたのは、甲軍のLRT予選だったり、丙軍のチャレンジカップだったりしたわけだ。
特に丙軍のチャレンジカップは衝撃的だった。
距離を置いていた分、彼らと話すのにも躊躇いを感じていたのだが、優勝が決まった瞬間、皆がDiscordで騒いでいる様子が頭の中で膨らみ、皆に話したいという衝動に駆られた。
この衝動こそが「楽しい」に他ならない。
「楽しくなければリネじゃない」という最初のコンセプトを思い出させてくれた。
本当に我は周りや人に恵まれている、そんな事を思いながらのオフ会だった。
宴の締め
飲み会が始まってから約2時間、そろそろ宴もたけなわとなった頃。
LRTに出たメンバーたち、チャレンジカップに出たメンバーたちへちょっとしたサプライズを仕掛けた。
まぁここだけの話、何かプレゼントをと思ったのだが、如何せん気の利いたものを最後まで思い付かなかったのだが。
店員に「用意したあれを持ってきて」と小声で頼んだ。
持ってこられたのはちょっとしたメッセージプレートだ。
「LRT、チャレンジカップおつかれさま!」と書かれた我からのメッセージ。
ちょっと距離を置いていた罪悪感というか、照れ臭さというか。
大した物ではないのだけれども、喜んでくれたらという重いからこれを用意するように店側に頼んでおいた。
皆それを見てテンションが上がり、そして皆で写真を撮りだす。
これがこの日やLRT、チャレンジカップの思い出になれば良いと願うばかり。
最近は我も含め、引退や休止などの話がたくさん出てきた。
MMO、リネレボ、そこで出会った人。
「素晴らしい出会いがあるのがMMO」というのが持論だったが、特に最近は裏で別れや重い話が積み重なっていて、若干の負担になっていた。
出会いというのは本当に楽しいしテンションも上がる。
この先々もずっと皆で笑っていられる仲でいたい。
が、所詮はゲームだ。
ゲーム世界と現実世界の狭間だからこそ成り立つ関係というのが大半。
どちらかの世界が崩れれば糸も切れる。
確かに少し悩んでいた時もあるが、あのLRTやチャレンジカップを見たら、そんな事はどうでもよくなってきた。
その時が楽しければいい。
あえて極論で書いているが、ここに辿り着かなければ始まりもない。
将来に向けて何かをするにあたって苦しい思いをするとしても、その後に待っている楽しさを思いながら楽しめばいいだけの話。
LRTが終わってから、我の中でのコンセプトは固まっている。
具体的な方針などはまた別問題、精神的なもの。
「一期一会と一喜一憂を楽しむ」
こんな感じで過ごそうかと思っている。
一次会を締め、二次会はカラオケ。
今回のLRT終わりを機に我が軍を脱退した犬たろーも途中参加。
だが辞めたとしてもこうやって顔を出してくれるだけで嬉しいものだ。
※血盟ダンジョンと会話の盛り上がり過ぎて犬たろーからの途中参加連絡に気付かなかったという事実は流しておこう。
カラオケは一次会の「ちょっと真面目なトーク」なども一切なく、
我のOne Night Carnivalから始まり、
湘南乃風睡蓮花で皆でお手拭きをぶん回し、
女々しくてを全員総立ちで振り付け込みで踊り狂い、
普段おとなしい那岐丸が狂ったようにRusty Nailを熱唱。
まさに宴に相応しいどんちゃん騒ぎとなった。
こうやってたまにバカをやることが、悩む事もバカらしくさせてくれる。
やっぱり人と会うというのは最高だということを実感した、充実したオフ会となった。
さてさて。
今日はLRTの決勝。
若干リアルタイムで見れるかどうかが微妙なのが気がかりだが、このLRT決勝での一喜一憂も楽しむに限る。
出場血盟の皆、健闘を祈る。
以上。