総員、我が名はケンラウヘル。すなわち反王である。
だいぶ時間が空いてしまった。
ちなみに囁きが何件もきており、巷では既に我が引退しているという噂が広まっているようだが、辞める気は無いので悪しからず。
仕事の環境が結構変わってしまい、6月いっぱいは色々と動けぬ状態であった。
さて、ということでちょっと過ぎてしまったがダイジェストにて。
その中でもやはりこの時期はLRTとチャレンジカップの話題が尽きなかった。
■LRTについて
我が軍でのLRT出場は1チーム。
反王親衛隊だ。
LRT第2回では初戦でくれが血盟と対決し、1回のみならずサーバー落ちのためもう1回やる羽目になり、2回ボコボコにされるという事態に陥ったのがつい最近のことのように感じる。
1回戦目にまさかの
あのSFiDA血盟との対決。
いきなりクライマックス感漂っていた甲軍であったが、軍師のmutsuki、ケイ☆に加えて盟主をしてくれたにな達により何とか撃破。
念願である1回戦を突破することができた。
ちなみにこの時は皆でDiscordを聴きながら実際のプレイ画像を見ながら応援するといった感じで楽しんでいた。
2回戦目はEasyGame血盟、3回戦はFLEUR血盟と戦ったが、ここも何とか勝利に結びつける。
第二回のLRTでの初戦敗退から一気に3回戦突破という偉業を達成することができた。
ここまで来るといよいよブロック決勝までの道のりが見えてくるのだが、そこに立ち塞がったのはまさかの
Vertex血盟。
元Avengers組とのLRTで2回当たるというのは何という運のなさ。
だが甲軍のメンバーはその絶対的な力に対してどうやって戦うかをギリギリまで精査し、乾坤一擲の作戦に出た。
まだLRT決勝ではなく、Vertexの戦略の妨げになる可能性にもなるので何も言わないが、かなり極端な作戦へ出ることで、
あのVertex血盟への聖物刻印まで手が届いたという大きな功績を残した。
この圧倒的なキル数差の中で10分近く試合を戦い抜いたのは流石としか言えない。
甲軍の者たちが毎日のように要塞大戦に明け暮れ、毎日のように作戦やら何やらを考えていたのを知っていたので、とにかくお疲れ様、そしてナイスファイトと伝えたい。
あとはLRTの行く末を見るのみ。
出場血盟は
・Bianco
・Vertex
・ぱんどら
・Waltz
といった錚々たる血盟たち。
間違いなく日本のトッププレイヤーたちの戦い、絶対に見逃せない。
本来であればこのパブリックビューイングにも行きたかったのだが、如何せんリアル予定があり応募できなかったのが悔やまれる。
■チャレンジカップ
さて、もう一つはチャレンジカップ。
那岐丸率いる反王真影隊が出場したこの大会。
トーナメントを見るとどこもかしこも、我が現在所属する反王新鋭隊の要塞大戦でコロニーレーザーを尽く潰された血盟が勢揃いしている訳で。
甲軍同様、丙軍も毎晩のように要塞大戦での申し合わせで頑張っていたのを見ていた。
まぁ何なら予選の時に5回くらい丙軍に轢き殺されているのはあえて触れないでおく。
生放送は決勝戦だけであったが、実は何回か危ない場面もあった。
だが流石那岐丸率いる丙軍、そのピンチの時でもチャンスに繋げるために常に冷静に動き、勝利をもぎ取ってきた。
決勝戦はS嶋、OoodaというLRTさながらの豪華な生放送が実施された。
グリーンのクロマキーオーラーに身を包んでいたのはあえてツッコミは入れないが。
このドキドキの決勝戦。
本来であれば丙軍のDiscordに入って一緒に応援したい所ではあったのだが、実はこの時、リアルタイムで妻の両親と車を運転中であったので、「仕事の電話会議が」と物凄い分かりやすい大嘘をついた上で、Bluetoothの片耳イヤホンでこの実況だけを聴いていた。
完全にラジオ状態での要塞戦鑑賞だ。
対戦相手はテオドールのAlicization血盟。
試合は初動からアグレッシブに丙軍が相手の西門を折りにいく展開となった。
が、ここは流石決勝戦といったところ。
その初動をしっかりと抑えた上で、さらには両バフを取られてしまう丙軍。
実況を聴きながら運転していたのだが、助手席にいた義父の話は一切頭に入ってこない。
先に城門を折りにいったはずが開けられず、2バフを許した上で相手に城門を突破される。
開始3分過ぎた時点で既にキル数差は2倍以上。
リアルタイムはラジオ状態で聴いていたので分かるのだが、徐々に解説者2名もAlicization側の実況に偏っていった。
流石にここから大逆転というのはあまり目にしない光景なのだが、実は丙軍は違う。
最後の最後まで粘った上で、リスポン時間が長くなった時にカウンターを決める戦いというのを何度も経験している。
聴いてるだけでもいつもの「キル数や刻印秒数が負けてても、20秒刻印すれば勝てる」というメンタルの彼らならばやってくれると信じていた。
残り5分。
気が付けばキル数は2倍以上、刻印秒数も100秒以上の差をつけられている状態。
誰から見ても不利なのは丙軍。
だが1つだけ平等なのはリスポンまでの時間。
ここからリスポン時間が長くなることを利用し、大量キルからの逆転劇を狙うしかない。
残り3分、丙軍が勝負に出る。
全員で一気に雪崩れ込み、盟主である那岐丸を先頭にして刻印を狙う。
対する相手も当然刻印はさせまいと那岐丸を落としにかかる。
相手の防衛の要であるチェーンヒドラに引っ張られ、そして陥落する那岐丸。
ここで命運尽きたかと思いきや、ここからが丙軍の本領発揮であった。
丙軍には優秀なエルダーが数多く存在する。
那岐丸自身の堅さを活かして相手にスキルを吐き出させた後にすかさずリザレクションが入る。
既にスキルを使い果たした敵は為す術なく、後方から決死の覚悟で駆けつけた丙軍の群れに飲み込まれていく。
そして刻印を再開する那岐丸。
しかもムーンウォーク刻印という魅せプレイ。
※運転中は勿論見れていなかったが、見直して吹き出した。本当にバグは早く直して欲しい。
刻印を開始して10秒。
解説者2名に明らかなざわめきが起きる。
Oooda「カットされたか?いや、されたか?」
S嶋「あるぞ?あるぞ!?」
そこから始まる解説者2名のカウントダウン。
これはリネレボユーザーならば分かると思うのだが、S嶋のカウントダウンの声は「カットはされるだろう」という声と、「本当にいける」という声の2種類に分かれる。
今回の声は前者であった。
普通だったらカウントダウンを最後までするのだろうが、残り5秒。
Oooda「反王真影隊逆転なるのか!?」
S嶋「いけるのか!?」
解説者2名も明らかに相手が勝利していたと確信していたのだろう。
カウントダウンよりも、この逆転劇への驚きが上回っていた。
そして一瞬の静寂。
反王真影隊 対 Alicization
刻印秒数:54秒と149秒
キル数:229キルと539キル
圧倒的不利な状況で、
リネージュ2レボリューションの公式要塞戦史上、最大の逆転劇をぶちかました。
これを聴きながら、あまりに衝撃で車で事故りそうになったのは秘密だ。
本来であれば即座にDiscordに入って一緒に騒ぎたい所ではあったのだが、とにかく運転に集中、そして途中でコンビニに寄ると言い放って即座に駐車し、Discordに入った。
中では破裂せんばかりの歓声、いつもマイクをオンにしていない者も声を上げていた。
そして間違いなく、今までで一番皆楽しそうに騒いでいた。
我は出ていないのだが、それでも心が高揚するのには十分過ぎるお祭り騒ぎであった。
チャレンジカップ、リネレボでの思い出がまた一つ増えた日となった。
■反王軍のLRT、チャレンジカップを経て
最近、特に6月はリアルで多忙を極め、INも少ない状況であった。
だが、このLRT、チャレンジカップにより、ちょっとだけ落ち着いていたリネレボ熱が再燃。
ブログも更新できない日々が続いたが、今後は細かくやっていこう。
チャレンジカップが終わったのがもう2週間前になるだろうか。
明後日、6月30日はLRT決勝。
こちらもじっくり見ながら、また色々と書きたいと思う。
■今日の伏兵
さて、感動だらけの大会。
血盟のためとはいえ、我自身が参加していなかったのが若干悔やまれる所。
仲間の活躍と共に、こういうのに次回は参加したいと思っていた矢先。
チャレンジカップの結果が公式Webページに掲載された。
栄えあるチャレンジカップ、ドワーフたん部門を優勝した、その血盟の名は
反影真影隊。
さらに、LRTで見事3回戦まで進出し、あのVertex血盟の聖物にまで手が届くという偉業を達成した血盟の名を、
反王親衛軍。
1周回って面白かったので、許す。
頼むぞ本当に。
以上。