反王だもの。

MMOを中心としたゲーマー、反王ケンラウヘルの手記。

LRTと反王親衛隊 その1

 

総員、我が名はケンラウヘル。すなわち反王である。

 

今日は我が軍のLRT初戦について、そして今後について話そうと思う。

 

LRTに向けて

ちなみにLRT出場については以前ブログで書いた通り。

www.kenrauheru.info

 

簡単に言うと、最下位からのスタート、とにかく捨てるものはない状態。

1勝でもすれば、それはすなわちジャイアントキリングとなる。

こんなに恵まれた状況というものもない。

 

我が軍内でもLRTに対する熱意というのが日に日に増してくる状況であった。

我が軍はLRTを目的に作られた血盟ではない。

「出れるかもしれない」という淡い期待と共に最大限の努力をしてきた。

 

また、皆で行ったLRTを考えた訓練や要塞戦も非常に楽しいものであった。

要塞戦についてのブログなどを書きたかったが、如何せん対戦相手への情報出しにもつながってしまうため、しばらくはやめておいた。

その間にも、豪運ず、CROWS、DELETE、Lutz、ResQue、疾風迅雷といった、フレヤサーバーの錚々たるメンバーとの要塞戦が本当に面白かった。

 

LRTルールでやり過ぎていたため、昨日の自由要塞戦では即時復活をすっかり忘れてしまっていて負けてしまったが、まぁとにかくLRTに至るまでの道のりは楽しかった。

 

LRT初戦

LRT初戦の11月10日、池袋。

小さなオフ会を開いていた。

遠方から来る我が軍最強のガーディアン、KEITOの歓迎会である。

実はこのオフ会、LRTが決まる前からやる予定だったのだが、まさかのLRT進出により日程がだだ被りしてしまうという事態に陥ってしまったのだ。

集まったメンバーはいつものメンバー、

Mシャドウズ・カッパ64・おかゆ元帥・ジョー寺8代目・gl4ve・緋戀・くるるん・ぴー・392・のる・megrock・ヴォルティストラ。

まさかこんな日にLRTとはと思いつつも、池袋のカラオケパセラへ。

 

皆気合いを入れて反王パーカーを着けての参戦。

パセラは大きなモニターがあり、そこに我が映し出しながらの戦いとなった。

 

オフ会で集まっての要塞戦というのは非常に面白い。

だが、副作用が半端ない。

勝利すればそれは盛り上がる事だろう。

だが負けた場合どうなるか。

楽しい空気は一変。

 

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葬儀場と化す。

これだけは避けなければならない。

LRT2回戦目に出場するとかではなく、オフ会参加者からすると、とにかくこの空気を線香の香りで充満させる事を回避するためだけに勝つのが目的になっていただろう。

特に今日、わざわざ遠方から来てくれたKEITOを楽しませるためにも頑張らなくてはならない。

 

18:40、指揮官のmutsukiのVCを聴きながら最終チェックを行う。

オフ会会場だけでなく、我が軍全体がほどよい緊張感に包まれていた。

最後に我が言う。

 

ケンラウヘル「このLRTに出れただけでも幸運、そして戦闘力もあちらの方が上、とにかくこの状況を楽しもう、楽しみながら、勝つ」

 

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18:50、戦いの火蓋は切って落とされた。

 

※先述しておくが、戦ってくれたくれが血盟はまだLRTに出場しているため、不利にならぬよう詳細は書かない。

 

Bブロック、最初の出だしこそ不具合があったが、それはどちらも同条件、即座に皆で再起動してから戦いに挑む。

これについては後述しよう。

 

わかり切っていた事だが、ぶつかった瞬間に感じたのは戦闘力の高さ、そして何より統率感であった。

相手の防衛塔を一本ようやく折った頃には、我が軍の城門2つは突破されていた。

戦闘力だけではない、しっかりと連携の取れた試合運び。

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mutsukiトイトイなども必死に指揮をしてくれたが、終盤は自軍の聖物から離れる事を許されない状況になってしまった。

隙をついて盟主トイトイの奇襲なども行うが防衛にも抜け目なく、刻印時間は結局3秒足らず。

最後の最後で一気に聖物周りを完全制圧されて完敗という結果になった。

 

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これがLRTかと、この時まじまじと感じた。

フレヤサーバー内では悪くない戦績であった、むしろ勝ち越していた。

恥ずかしいがここで本音を書いておく、正直いい勝負はできると思っていた。

しかし、蓋を開けてみれば箸にも棒にもかからない、そんな試合展開であった。

そして何より、いいところを出し切れていない感が否めなかった。

もっとあそこで攻めていたら、もっとここで声を出して無理矢理にでも先手を取りにいっていたらなど。

多分、反王軍の皆がそう思っていたと思う。

 

しかしそれを言っても後の祭り、そんな事よりも盟主として、この1ヶ月間を労う事こそ我の役目であった。

 

64位からどこまでいけるのか、いったら格好いいよな、絶対勝とうぜ。

そんな感じでドキドキワクワクした1ヶ月間であった。

 

まさかの展開

LRT初戦敗退、これは致し方ない。

皆よく頑張ってくれたと思う。

だが、我としてはもう一つやらなくてはいけない事があった。

 

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このカラオケ(葬儀場)の空気を変える事が最優先であった。

 

ケンラウヘル「歌おう」

 

皆楽しかったと言っているが、やっぱり悔しさもある、残念な気もある。

それは我も同じ事。

とにかく何かこの空気を吹き飛ばす歌を歌わねば。

空気を変えなくては。

残念。

皆を楽しませよう。

悔しい。

楽しくなければリネじゃない。

悲しい。

 

まさに今はLRT敗退直後、我自身の感情も揺れ動いていた。

カラオケのリモコンを我の思惑とは裏腹に、本能が指を動かす。

 

ケンラウヘル「よし、歌うぞ」

 

VCをつけたままカラオケに突入。

これが我の今できる精一杯。

そしてカラオケのテレビに大きく映し出された画面は。

 

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中島みゆき「糸」

 

何故我もこれを入れたのか理解ができない。

そして始まるカラオケ。

感情を込めて歌い出す我。

そしてオフ会会場は、もはや葬儀場を超え、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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火葬場と化す。

 

もうこうなったら焼き尽くすしかない。

 

とにかく悲しい歌を入れまくり、火葬場をさらに超えて

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精進落としまで持っていくしかない。

 

※精進落とし→火葬が終わった後に行う宴席。故人との生前の思い出などを話し、偲ぶ場。

 

ということで、我が軍のLRT物語は幕を閉じたのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時間にして1時間くらい経っただろうか。

それはカラオケでL'Arc〜en〜Cielの花葬を皆で合唱している時のことであった。

 

トイトイ「…陛下!陛下!」

 

慌てた様子でディスコードに書き込まれるトイトイの文字。

LRTは運営との連絡用としてディスコードを使用しているのだが、運営事務局からこんなお達しが来たのである。

 

 ※ディスコードではこれが出る前に連絡があった。

 

ケンラウヘル「皆、カラオケ止め!一旦止め!」

 

気持ち良さそうに歌うヴォルティストラを殴りつつ、カラオケを強制的に止める。

どうやらBブロック試合開始と同時に起こったフリーズ不具合により、大会規定に基づいて再戦という流れになったようだ。

 

ようやく精進落としも酣(たけなわ)となりかけていたカラオケ会場、

 

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まさかの火葬場から遺体が起き上がって来て大騒ぎに発展。

 

早急にスケジュールを整備する我。

正直、その日にあった要塞戦は気が気ではなかった。

 

しかし、スケジュールを色々調整する上で、我が軍の指揮官系統がほぼ日程合わず。

いつもと違う戦い方を強いられるのは必至であった。

 

相手は格上、勝利のイメージがなかなかつかない。

さらには指揮官不在という状況。

ここでやる事は我としては一つ。

 

ケンラウヘル「悪いが皆、明日は我が一人で戦術・総指揮を執る。皆んなで一緒に死んでくれ」

 

一度死んでいる身、そして格上、我の目的は一つであった。

今回できなかった「攻め」を積極的に取り入れ、次こそは後悔のないよう

 

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灰になるまで燃え尽きるのみ。

 

次回に続く。

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