総員、我が名はケンラウヘル。すなわち反王である。
我は元々YOUTUBEではなく、ブログでの活動をメインとしていた。
そういえばブログでの活動をV4であまりしていないと思い、ここに思い立った次第。
ちなみにV4の育成計画ということで前にブログを出したことがある。
が、忙しすぎてほぼ放置しかできていないという状況。
現状12万。
過去と違うところはブレラン装備がどんどんと出てくるところ。
メインクエスト然り、イベント系をこなすと昔とは比べ物にならないぐらいどんどんとレベルも戦闘力も伸びていく。
初心者が詰まりやすい部分も非常に見えてきた。
そこらへんは別途ブログにしてどんどんと情報発信をしていきたいと思う。
■ぽるっぴとの出会い
さて、ブログを書いたのは他でもない。
最近、我のV4生活の中で一番大きなことが起きた。
ギルドの解散である。
Eldoradoはぽるっぴをギルドマスターとして初日から活動していたチームだ。
いや、初日ではない、それよりもっと前から。
V4をやりたいと思ってグローバル版をやっていたMMOゲーマーのPAKUOに連絡したところ、ちょうどV4をグローバル版で遊んでいたグループに所属させてもらったのが始まりだ。
ぽるっぴはリネージュ2レボリューションをプレイしており、我のことも知っていた。
リネレボをやっていたということで意気投合、V4のグローバル版を約1か月以上に渡って笑いながらプレイしていた。
特に思い出すのは、グローバル版でパーティプレイだ。
パーティを組んだら経験値はどうなるのかなどを検証していた。
検証していて、そこからPKはどうなっているのか等を検証し始め、ルナトラで人を倒したりなどをしていた。
戦闘力は10万にも満たぬ。
そんじょそこらのプレイヤーには攻撃すら当たらず、挙句の果てには身内で殺し合う乱闘になったりしてげらげらと笑った日々を思い出す。
■始まり
公式放送の第1回が終わってぐらいからか、そろそろ日本サービス開始が匂ってきた時の話だ。
グローバル版を一緒にプレイしていたKURO、PAKUOといったメンバー達とギルドを作ろうという話になった。
ギルドマスターをちゃんとやった経験があるのは2名。
我とぽるっぴ。
この2名のどちらがギルドマスターをやるかという話になった。
互いに「そちらがギルドマスターをするならば付いていく」というスタンスだった。
最終的にはDiscordのVCで口じゃんけんをして、我が負けた。
故に、ぽるっぴがギルドマスターとなり、我がそのサポートをするという体制になった。
では名前は何にするかという話になった。
「せっかくなので、反王様にギルドの名前を付けて欲しい」そういう依頼をぽるっぴから受けた。
様々な案が出たが、最終的には我がリネレボ時代に作ったギルドPVからヒントを得て取ることになった。
Acid Black Cherryの「Dragon Carnival」という歌の出だし。
果てしなく深い密林と
始まりを唄うあの森丘
神々に護られたELDORADO
このELDORADOとはどういう意味なのだろうか、意味を始めて検索してみた。
ELDORADOとはスペイン語で黄金卿という意味。
16世紀スペイン人コンキスタドールが,新大陸に実在すると信じ,熱心に探し求めた伝説上の黄金の国の事。
つまりは理想郷に等しい。
このMMOで理想郷を創ろう、これに決めたと、ぽるっぴに提案した時点で即座に決定した。
では我々の活動についてどういう風にしようか。
モットーはなるべくわかりやすく、キャッチーな方が良いだろう。
どんな風に決めようか。
そういえばV4って何ていう意味なのだろうか。
どうやらVictory for、勝利のためっていう意味らしい。
じゃあこのV4になぞって「4つのV」をモットーにするというのはどうだろうか?
いいね、それでいこう。
じゃあVから始まる文字で格好いいのはなんだろう?
Victory以外でいいの探そうぜ。
そんな会話を3時間ぐらい2人でやっていたことを覚えている。
そして決まった4つのV。
いいね、面白い、これでいこういこう。
この会議は深夜、いや、朝まで続いた。
大の大人が攻略などではなく、こういう話で熱をもって語れるのは非常に楽しいものだ。
MMOならでは、いや、オンラインゲームならではという感じだ。
こうしてV4のギルド、Eldoradoは発足したのであった。
■昔の話
ある時、何気ない話の流れから、唐突にぽるっぴから話を振られた。
「実は昔、リネレボで相談したこと、覚えていますか」
これは完全に初耳であった。
正直言うと、リネレボ時代は何百人と会っている為、我が覚えている許容範囲を超えていた。
その有象無象の思い出の中、全くもって思い出せないでいた。
これには申し訳ないと感じたのを覚えている。
TwitterのDMの履歴からぽるっぴを探してみる。
すると2年以上前に、ぽるっぴとDMをした履歴が残っていた。
しかも超長文、そしてそれに対して我も超長文で返信していた。
内容をそのままコピペしたいところだが、これは本人が嫌がるので、彼女の尊厳の為にも貼ることは避ける。
内容はリネレボのギルド運営についての相談だった。
その文面からは滲み出る真面目な人柄が見受けられる。
そして我はそれに対して超長文で返している。
我の返信は要約すると以下。
貴殿は誰の為にゲームをしているのか。
人の為にやるなんて無意味、自分が楽しむためにゲームをしているはず。
もっともっと我儘でいい、好きにやればいい。
ギルド運営のゴタゴタではなく、ギルドメンバーを楽しませることばかりではなく、もっと自分を楽しませることに力を入れた方が良い。
そんな風に返していた。
■MMOの持論
ギルドマスターというのはどうしても病みやすい。
ギルド内での人間関係、他ギルドとの交渉、様々なトラブルが発生し、その対応に追われる。
とにかく気を遣う。
それが他ギルドだけではなく、ギルドメンバーにもだ。
とにかく真面目な人間がギルドマスターをやるとより沼にハマる。
いつの間にか人を楽しませることだけを考え、気を遣って、自分が何のためにゲームをしているのかを見失ってしまう。
過去の我は、ぽるっぴはそういうタイプの人間であると見抜いたと同時に、我も同じタイプの人間なので非常に共感したのだろう。
真面目なタイプの人間というのは、どんなにふざけても根が真面目なのはそうそう変わらない。
故に少しの、いや、どんどん我儘にやった方が良いと考える。
我儘にやったところで、絶対的な芯の部分があるため、それでプラスマイナスゼロになるというものだ。
大切なのはゲームをする目的。
いや、目的というよりも、本質。
我が今回伝えたい趣旨。
ゲームは自分が楽しむためにやる。
とにかく楽しむ、ただただ楽しめばいい。
この本質を見失うと楽しめるものも楽しめなくなってしまう。
そしてこの本質を見失わないコツを一つ伝授したい。
能動的に楽しむこと。
用意されたコンテンツを受動的に遊ぶというのは当たり前だ。
その用意されたコンテンツを超えて楽しさに変化させるのは能動的に遊ぶ力。
改善や要望、批判は当然必要だし、思う事も沢山ある。
だがそれ”だけ”に囚われてしまえば、本来の目的である楽しむという部分を見失う。
我がなぜゲーム内ではロールプレイを推奨するか、それは偏に自らを楽しませる能動的な遊びだからに他ならない。
せっかくのゲームだ、せめて遊び尽くさなければ勿体ない。
楽しむという本質を見失わないコツを一つと言ったが、もう一つだけ言わせてもらう。
MMOの楽しさはどのゲームをするかではなく、誰と遊ぶかで決まる。
100人が100人神ゲーと崇められたゲームをやっても、一緒にやる面子が面白くなければつまらないものだ。
逆に言うと、所謂クソゲーと言われるゲームでも、一緒にやっているメンバーが楽しければそれは楽しい思い出になる。
もしMMOでつまらないなと少しでも感じた場合はコミュニティ、つまりはゲームをする環境を変えてみることを薦めたい。
■Eldoradoの解散
そして1月31日、ぽるっぴの休止に伴い、Eldoradoは解散した。
理由はここでは詳しくは書かぬ。
我が11月末あたりからリアルが超多忙でサポートできず、逆に我自身が負担をかけてしまっていた。
問題が発生しても補助するべきができなかった。
我の考えを押し付けてしまった事も多々。
最後に「ごめんね」という風に言われたが、謝ることは一切ない。
長くなってしまったが、我としてはこの言葉をぽるっぴへ送らせてもらう。
MMOは一期一会。
いつの日か、転生した先で会ったら、また一期一会を楽しもう。
次のEldoradoで会えることを期待して。
感謝の極み。
どうしても口では茶化して伝えてしまうため、文面で伝えることにした。
まとまりのない文章ではあるが、これ以上書くと文字では書ききれぬ。
これにて一旦この回を、感謝と共に締めるとする。
以上。