総員、我が名はケンラウヘル。すなわち反王である。
最近は専ら要塞大戦ばかりなのだが、如何せんその前に。
12月頭に東京を襲った大雨。
雨が降ると首の古傷が痛むのだが、そんなことよりも何故か雨の日は外に出たくなってしまうのが我の性分。
小学校の頃、夏休みには必ず山中湖にある別荘に家族と行っていた。
まぁ別荘といってもトタンの屋根でできた小さな家だ。
そこは今では考えられないが電気もなく、夜には蝋燭や懐中電灯を使っていた。
当然テレビなどはなく、バッグくらい大きなラジオカセットでAMラジオを毎日のように聴いていた。
山の奥の奥にあるその別荘は娯楽というものはまずない。
そして車も1日に数台通るか通らないかという場所。
山の中で遊ぶには越したことはないが、「音」というのはとても記憶に残る。
覚えているのは朝の山中に広がる自衛隊の富士駐屯地から聞こえる大砲の音と蝉時雨。
面白いもので、山の中であれだけ遊んでいたというのに、何をしていたかというのはざっくりしか覚えていないものの、音の記憶だけは鮮明に思い出すことができる。
そんな山の中で雨が降り続けると、外には出れずに家で夏休みの宿題をやる以外やることがない。
集中しているはずなのだが、トタンの屋根に打ち付ける雨の音がリズムを奏でながら甲高い音を上げている。
窓から見る景色は、雨のおかげでまるで古ぼけた映画フィルムの縦線のノイズのように見える。
だがフィルムと違うのはその色の鮮やかさ。
いつもと違う風景、そして雨の音。
この頃から雨の日はふらっとその雨足に釣られるかのように外に出てしまう。
多分理解できないだろうが、昔はよく雨の日に寝袋を出し、実家の屋上で濡れないようにテントを張って寝っ転がっていたりもした。
最近では大型台風があったと思うが、その日も家にいてもたってもいられず、5回程外に出て暴風雨を肌で感じて楽しんでいたり。
やはり雨というのは最高に気持ち良い。
さて、本題。
単刀直入に言おう。
今年の6月に購入したMacbook Pro。
今月頭に都内で降った豪雨によりリュックが浸水し、天に召された。
ちなみに雨などの物理的損傷は保証対象外ということらしい。
雨の日なんかに外に出るもんじゃあなかった。
まぁ修理も何とかなるだろうと思っていたのだが、修理の値段。
18万円。
こんな小説チックな書き方をしていたのは、現実逃避したくなったからに他ならない。
さて、傷心モードな感じの昨今だが、リネレボでは最近新しいメンバーも増え、要塞大戦に明け暮れている。
Youtubeで申し合わせの対戦をあえて生放送したりしているし、新しい反王親衛隊の様子も書きたいのだが、
18万円の損失から立ち直れないので、次回書く。
最近は二輪の免許を取るために教習所に通っていたが、この18万という出費のことを考えると、
船舶免許を取ってカニ漁に行った方が良かったと思う今日この頃。
ということで、最近は仕事などに追われているものの、ちょっと落ち着いてきたので、色々と細かく更新予定。
以上。