総員、我が名はケンラウヘル。すなわち反王である。
■突然の連絡
それはTwitterのDMにて突如連絡が来た事が始まりであった。
Twitterの相手は、
我らがミスターリネレボこと、S嶋である。
S嶋「”ブレイドアンドソウル レボリューション”という新しいMMOで、9月末に収録があるのですが、出演できませんか?」
唐突に来たこの話。
非常に光栄なことだ、断る理由は一切ない。
我は即座に是非との打診をしたのであった。
■ブレイドアンドソウルとは
ブレイドアンドソウルという名前を知らない人もいるかもしれないので、ここで軽く説明したい。
とはいえ、我も実際にはプレイしていないのでにわか知識ではあるがそこは流して欲しい。
ブレイドアンドソウル。
NCソフトから2012年からサービスが始まったPCのMMORPG。
日本では2014年からサービスが開始されている。
簡単に特徴をまとめる。
武侠モノの世界観
ごりごりのアクション、格闘ゲームのような奥深さと読みが必要
大人数というよりも1vs1や少人数戦が熱いイメージ。
コンボや回避など、プレイヤースキルが試される場面多数。
e-sportsなど世界規模の大会が頻繁に行われている
日本だけではなく、世界大会なども行われている。
まさにe-sports。
その規模も壮大だ。
キムヒョンテのイラストを忠実に3Dで再現、めちゃくちゃ綺麗
我がイラストレーター:キムヒョンテを知ったのはブレイドアンドソウルではなく、コンソールゲームの
マグナカルタというゲームだったのを覚えている。
この美しく繊細なイラストを忠実に3Dに再現されているのがブレイドアンドソウル。
五年前にサービス開始されたとは思えぬクオリティの高さに驚愕したのを覚えている。
■いざ収録場所へ
ブレイドアンドソウルの説明についてはこれくらいにしておこう。
ブレイドアンドソウルについて知りたければ公式サイトを見るのが良い。
話は収録当日に遡る。
午前11時30分に集合との話。
我は例の如く、こういう楽しそうなイベントがあると、
ワクワクして眠れなくて完全徹夜での参戦となった。
11時に指定の場所に到着。
今回の収録は配信サイトのOPENRECが主導。
そのスタジオがある六本木の泉ガーデンタワーに到着。
いきなり「泉ガーデンタワー」と言われても理解できない人もいると思うので写真を貼っておくが、まぁ簡単に言うと、
とんでもない最先端ビルディングである。
しかしこう、なんて言うか、非常に既視感がある気がしてならない。
そうだ、こいつは、
クルマの塔3Fでよく見たあれだ。
さて、そんなことよりだ。
このビル。
入り方が全く分からない。
20階以上に上がるエレベーターがどこにあるのか、というか、そもそも入り口がよく分からない。
というか、さらにそもそも論を言うとだ。
誰が来るのかもよく分かっていない状態だ。
外周をウロウロしていると、遠くで同じく入り口を探している人を発見。
ああ、やはりここは誰でも迷うんだなと親近感が湧いたのだが、よくよく見るとそれは
rysterであった。
二人で迷いながら結局は、唯一我が今日来ると知っている
ぱっくんに電話することに。
彼は既にスタジオ入りしており、まさかの関西人に案内してもらうという屈辱の入りとなった。
■スタジオ入り
泉ガーデンタワーの中央部にあるエレベーター。
これがまた凄いスケールだ。
高さは一般のエレベーターの倍、横幅に至っては大体8メートルくらい、そして四方が全てガラス貼りという、近未来的なデザイン。
このエレベーターに載っている時点で異次元に迷い込んだような気分になる。
地上20階オーバーに、OPENRECのスタジオはあった。
広くそして白さが際立つ、シンプルで清潔感溢れる入り口。
そのスケール感には圧倒される。
残念なことにこの日は曇りだったが、窓から見下ろす景色は素晴らしいものがある。
六本木が一望できるどころか、遥か遠くまで見通すことができるロケーション。
にしても、リネレボをプレイして以来、普通では体験できない事を数多く体験してきた。
色々と修羅場的なものもあったが、やはり場数をこなしてもいつも新鮮に映る。
これもゲームをしていたら辿り着いた出会いというやつだろう。
■楽屋
OPENRECのスタッフに案内され、楽屋へと通される我。
楽屋というものが用意されている事自体も体験したことがない訳で。
にしても、廊下を歩くと本当に今日は凄いメンバーが揃っているということがわかった。
S嶋。
岸大河(OooDaのようなゲーム実況などで超有名)
ryster、りゅみ
ぱっくんにお菓子キラー
そして何と、オロナイン&ハイビスに加えてさらには
マフィア梶田までいるという、錚々たるメンバー。
というか、オロナインとマフィア梶田。
どう考えてもキャラ被ってるんだがそこは大丈夫なのだろうか。
その他にも女性 Youtuberの方達が沢山来ており、どれだけ力を入れた収録、基、どれだけ金がかかったプロモーションなのだろうと戦々恐々していたところだ。
色々と見学して回ろうと思ったが、荷物を置くために自分の楽屋へ案内してもらう。
ここです、と通された先の楽屋。
そこで目を疑った。
何故ならば、その楽屋の入り口には
あの182cmの名前が書かれていたのだから。
続く。