総員、我が名はケンラウヘル。すなわち反王である。
先週の月曜日にサーバー移転券が販売された。
これに伴い、反王軍も第三血盟を本格稼働、その対応に丸々2週間費やす結果となった。
大きな内容としては、受け入れと情報共有、Discordの整備に要塞戦出欠システムの再構築など。
思えばエクセルの関数もわからない状態から「こういうのがあったらいいな」を積み重ねていった結果、この「反王システム」もバージョン2.0となった。
処理の高速化および傭兵システムを加味したこのシステム。
自分で作っていても本当に良いものができたと思うと同時に、我は一体何をしているんだという自問自答に駆られる日々。
かなり時間がかかってしまったが、ようやく少し時間が取れるようになったのでブログを更新していく。
では時間もかなり経ってしまったが、後編のレポートを。
様々な人たち
一般人に自然と紛れ込んでいる神々を見ると、本当に面白い光景だと感じる。
リネレボをしていなかったら絶対に会った事がない人間ばかり。
それは神々だけではない。
この場にいる200人全員が、普通に生きていたら会うはずのない環境にいた人間たち。
会うはずのない、と言いつつも、同業者だったり、実は一緒に仕事した事があったり、何なら同じ大学出身だったり。
この緩やかな繋がりや共通点を探すのも楽しい。
住んでいる地域が近いという事でも花が咲き、そこからまた会話も弾む。
まぁそんな中、ひたすら我はステッカー配布とステッカーへのサインに忙殺されていたが。
ステッカーを渡す際、知っている名前だらけだったのも面白かった。
当然我は顔は知らないのだが、サインを書くときに「◯◯です」と言われ、「は?Twitterでいつも◯◯してる人?」みたいなやり取りも何回もあった。
むしろ我がサインを欲しいと思った人物も沢山いた。
我の中で印象に残っているのは、手話と手書きのメッセージで我に話しかけてきた者。
メモと手話で我に話しかけてくれたのは、よくTwitterで絡む者であった。
サインを書いて渡す際、我の拙い手話で「ありがとう」を伝える。
後日談だが、その後彼とはDisocrdの個人チャットで少しやり取りをした。
耳が聴こえないが、要塞戦などは盟主に遅延の少ない生放送ツールで生放送してもらいながら、その動きに合わせて要塞戦を楽しんでいるという。
その話を聞いて我も楽しくなる。
本当に様々な人がリネレボをプレイして、楽しんでいるのだなとシミジミ感じた。
ラブレボブース
今回のオフ会には忘れてはならない催し物があった。
ラブレボブース。
会場のスクリーン横に設けられた禁断の謎スペース。
簡単に言うと合コンである。
我も参加しようと思ったのだが、ステッカー責めに合っていて断念した。
司会は何故かOoodaが担当し、男女が長机に向かい合ってわちゃわちゃ楽しそうな雰囲気だ。
どうしても気になった我はサイン責めをかい潜り、ラブレボブースを覗き込んだ。
意外とうまく進行しているらしく、男女複数名が楽しく会話をしていた。
当然我が入るスペースなどなく、側から見るだけでそのまま喫煙所へ行こう、そう思った時であった。
「お!反王様!お久しぶりっす〜!」
この明るくて軽い声は、間違いなく
Avengers所属のひめきということは即座に分かった。
ひめきは現役のホストだ。
当然イケメンの上に、これがまた男に対しても優しく気さくな為、非の打ち所がない。
ちなみにラブレボで検索したところ、
訳わからんゲームが出てきたがスルーしておく。
現役ホストだけあり、やはり見た目もイケメン具合が光り輝いていた。
一緒に旅行もしたことのある仲、久々の再会にテンションが上がる。
ケンラウヘル「おお、相変わらずイケメンだな、元気そうで何より」
ひめき「あざっすあざっすw」
返しも相変わらず明るい印象を受けるイケメンだ。
ひめき「何か後ろで面白そうなことしているじゃないっすかーwちょっと混ざってきますw」
と意気揚々と向かった彼が向かった先。
そう、それはラブレボブース。
現役バリバリのイケメンホストがラブレボブースに向かう姿は
槍と弓で戦っている戦場に
アパッチが乗り込んでくるような勇ましさを感じる。
10分後。
ふとラブレボブースを覗くと
ひめきを囲む女性陣と
焼け野原(男性陣)が広がっていたのは言うまでもない。
今後、ラブレボブースにはひめきカット部隊を編成することを推奨する。
エンディング
19時30分から始まった宴も、気づけば22時。
あっという間の2時間半であった。
本当であればもっと色々書きたいところではあるのだが、書いていたらキリがない。
22時近くになっても冷めやまぬ会場の熱気。
まるでディズニーランドのような、まさに夢の国といった所か。
あまりにも人が多く、店から溢れ、何度か店の人に全体が注意されたりしたものの、ずっと熱気のピークを保っているような状態であった。
PANCHがマイクで終了の挨拶をし始める。
会場の照明が落ち、目の前のスクリーンには、なんと用意されていたエンディング動画が流され始めたのだ。
エンディング画面はスタッフロールのように、リネレボでの有名人たちからのコメントが下から上に流れていくシンプルなものであったが、これが面白かったので紹介したい。
オフ会でもエンドロール流れ始めたので、解禁!
— リリイ・シュシュ (@riri_syusyu_r2l) January 13, 2019
神々のお言葉をしっかり見てください!https://t.co/rfXppoUkRV#リネレボ#ファンミ後オフ会
動画でも見れるのだが、一つ一つにコメントをしたい。
”あなたにとって「リネレボ」とは?”
先ほどの熱気とはうって変わり、静まり返る会場。
ちょっとこの空気の変わり様に、我の背筋がぞわぞわと、何とも言えない緊張感と期待感が駆け巡る。
皆が一斉にその場でスクリーンを観ている姿は、まさに映画館で最高の大作を観た後の、満足感と感謝のような余韻を心に残す様な感覚に近い。
文字はゆっくりと上にスクロールしていく。
一番手のコメントを飾ったのは誰もが知るオロナインであった。
景(かげ)とは言い得て妙だなと思った。
光なき所に闇はなく、逆に闇もまた光がないと生まれない。
この光と闇というのはまさに人間そのもの。
ゲームという媒介を通じ、用意されている世界観を上塗りする人間模様という白と黒のコントラスト。
まさにMMOの醍醐味でもあり、この景そのものがMMO、今のリネレボを表しているのではなかろうか。
やはり彼は頭が良いと感じた。
二人目はハイビス。
彼はリネレボ最初のファンミーティング、2017年の秋頃に行われたイベントで生で一度だけ観たことがある。
その当時、ギルガメッシュなどを抜いた神々の中でも、セット効果30になっている人は少なく、ガーディアンのメテオ連打ができる最強のプレイヤーとも名高かった。
始めたきっかけが我と同じ様なキッカケであったのは驚きであった。
既に引退していたのは知っていたが、まさかここでこの名を見るとは思ってもいなかった。
仲間達と上を見上げる場所、最高の褒め言葉であり、これもまた我の武者震いを誘った。
ちなみに余談だが、最初のファンミーティングで観た彼のサングラス姿を
佐村河内と似ていると思ったのは心の中にしまっておく。
誰もがお世話になったはず、てらかど。
この人のTwitterを知らないリネレボユーザーはいるのだろうか。
彼の攻略情報などでどれだけのユーザーがお世話になったか、測り知れない影響力を持っていただろう。
3人目の親、自分を育ててくれた対象としてリネレボを言っているのであろう。
これにはリネレボへの愛、そして感謝が詰まっているといると思う。
ちょっとここで目頭が熱くなる我。
今でこそ落ち着いてはいるものの、一番人気職のブレダンのトップ、最強ブレダンのFJMT。
ブレダン全員が彼を目指し、彼の背中を追い続けていたろう。
初めて会ったのは、今となっては我の中で伝説のオフ会となった、神々(とブロガー1名)が初めて顔を合わせた六本木オフ。
最強ブレダンってどんな人なのだろうと思うかもしれないが、この者は本当に物腰柔らかく、本当に反王というキャラクターをこよなく崇め奉ってくれる人物。
実は色々とリアルの話も聞いており、我もよく知っているというか、むしろ社会的にも神以外の何者でもない。
ただここはリネレボの世界、あまりリアルについては彼も詮索されたくもないと思うので隠しておくが。
経営者というのは多々いるのだが、彼は・・・上手く言い表せないのだが、何というか。
例えて言うならば、数学という分野において「数字」という概念を作り出したというレベルの人。
ちょっと的外れな例えかもしれないが、とにかく神には変わりない。
そんな彼が「新鮮な体験をさせてくれたゲーム」というのだ。
たかがゲームと侮るなかれ、やはりそこにはゲームを超えた「人との繋がり」あってこその感想であろう。
彼らしい、謙虚だけれども素直な気持ちだと感じる。
究極のエンターテイナー、HAGI。
非常に反王としては拾いにくいコメントだったのだが、彼抜きでは我のリネレボ人生を語ることはできぬ。
リネレボにこれだけハマるというのは、ゲームとして至高だからであろう。
本当に彼には感謝しかない。
彼がいなければ他の神々に会うこともなかったかもしれない。
彼にステッカーを渡そうとしたのも、何かの運命だったかもしれない。
我の人生が大きく変わったのも、あの時からなのだ。
最高の時間をありがとう。
プレイスキルや攻略情報として、やはりこのくまっくを抜いてはリネレボ界を語れない。
「普通の人生では絶対に会わない人間と接する機会があるのがMMO」
まさにこれであり、その者達が、LRTなのか、血盟レイドなのかは人それぞれであるが、心を一つにできるのもMMO。
完全に共感できる彼の一言であった。
まぁ一つだけ言うならば、
ここだけ我は2桁違うので見なかった事にしたが。
そしてRage Edge最強の盾、ショウ。
やはりショウも皆と同じことを感じていたのだろう。
生まれも育ちも何もかも違う者達、サーバーも違ければクラスも違う、だが皆の共通点は「リネレボ」、そして「出会い」、そこに皆面白さを見出しているのだと思うと、改めて凄いゲームだなと思った。
が、
まさかの落ちに盛大に烏龍茶を吹き出す我。
笑いが会場を包む。
HAGIといい、ショウといい、流石のエンタメ魂である。
これはかなり恥ずかしい。
そしてThe Avengersの顔と言えばryster。
彼のコメントを見た時の、我の思いを一言でシンプルに、敬意を込めて言わせてもらう。
馬鹿野郎。
Ryuichi。
初期リネレボにおいて、この人のTwitterを見るのがどれだけ楽しかったか。
いや、確かに敵対との抗争とかも赤裸々に書いてあり、ばちばちやっているなーと思いながらも、小説を見ているかのような、強いて言えば「彼の物語」にワクワクしたのは間違いない。
そう思うとふと、我もブログを書いていた事を思い出す。
我としては「自分が見直したらゲラゲラ笑えるブログ」という感じで書いていただけなのだが、周りからすると、我がRyuichiのTwitterを見ていてワクワクしたのと同じような感じを受けているのかなと思うと、少しはこのブログで人の心に物語を残せたのではなかろうかという、何とも感慨深い、ノスタルジックな気持ちになる。
最近ではめっきりTwitterの更新頻度は減ってしまったものの、リネレボがここまで成功したのは彼がいたからこそと言っても過言ではないだろう。
まず知らない者はいないだろう、最強のリネレボプレイヤー、ギルガメッシュ(ツクヨミ)。
正直、彼との話を語ろうとしたら、我は小説一本書ける気がするくらい、色々と世話になった。
今でもよく飯に行き、リネレボを超えた様々な話をする。
本当に彼に申し訳ないと思っているのは、去年行った鹿児島旅行の話を書けずにいる事。
まだギルガメッシュという人物が我の中で空想上の人物として朧げな中、皆が酔っ払って寝てしまっている最中に、鹿児島の温泉宿で二人で2時間話した時。
彼は我に色んなことを話してくれた。
当然、リアルの話も。
想像の何倍も何百倍も凄い人で、そして何より素晴らしい人だ。
今では家族ぐるみで色々と話したりする仲でもある。
我のリネレボ人生の中で誇らしいと思う事は多々あるが、その中でも胸を張って言えるのは「ギルガメッシュと知り合えた事」だと思う。
彼らしい、優しく熱いコメントだ。
そしてしょっちゅう歌舞伎町のBARにお邪魔させてもらっている、みずちん。
このコメントは思わず手を叩いて笑ってしまった。
我は間近で常にこのやり取りを見ていたから、色々と思うところが大きい。
LRT SEASON1でマントをPANCHに見せつけられて煽られ、逆にSEASON2の覇者となって逆にPANCHを煽りながら、両者笑顔で言葉のぶん殴り合いをする姿は、見ていて本当に楽しいものがある。
槍ダン最強、そしてその爪楊枝という二つ名も、今では誰もが認めざるを得ない、輝かしいリネレボの象徴となっている。
ちなみにみずちんの店に最近タオルを納品したので、もし寄ったら買ってくれると幸い。
Neroの盟主、MASAKI。
やはり「出会い」、こういうところに上位プレイヤーとの共感を得られるというものだ。
まぁ彼に関しては、あれだけLRTで言っていた婚約が関係なかったという衝撃の方がでかかったのは秘密。
そして我が軍を2回殺した因縁のあるくれがのふぉと。
長いのとあまりにも個人的な視点で大爆笑を会場が包む。
やはりLRTベスト4に残るゲーマーというべきか。
そして次に出てきたのが、リネレボとかじゃなく日本の投資家全員が知っているしす。
このコメントが今日一番の笑いを誘う。
流石すぎてグゥの音も出ない。
LRT SEASON2優勝、Aspirationsの盟主、Siren。
彼のこの熱い思いが綴られた文字に、会場全体が長く大きな拍手に包まれる。
彼のブログはこちらを。
是非この優勝までの道のりを見てもらいたい。
もう引退してしまっているが、彼からもらった感動は今でも皆の心に残っている。
感動をありがとう。
そして忘れてはいけない、我らユーザーの代表、Mr.リネレボ、S嶋。
流石攻略者のコメント。
彼がいないリネレボを想像できるだろうか、我には絶対にできない。
それくらいユーザーにとって良い影響を与えてくれる。
彼にも本当に感謝しかない。
さて。
実は我もこのコメント、主催のPANCHから依頼がきており、既に渡してあったのだが。
まさか我のコメントがトリに使われるとは思っていなかった。
動画を見てもらえればわかるのだが、音楽のクライマックスに合わせて、我のコメントが流れてくる。
自分で何を書いたか覚えているので、この流れは絶対に滑ると戦々恐々していた。
のだが。
このコメントが流れた瞬間。
会場が再び拍手で埋め尽くされた。
PANCHから「あなたにとってリネレボとは?というお題で一言欲しい」という依頼があった時。
我は何の迷いやインターバルもなく、この言葉を送った。
これはリネレボに限らない。
そして数あるMMOの中で我々はリネレボというゲームを偶然インストールしたに過ぎない。
仲間と集まって話す時、我々は何を話すだろうか。
戦闘力の話、攻略の話も当然あるだろう。
だが本質はそれではないと思うのだ。
あの時の〇〇血盟との要塞戦熱かったよな。
ああ、〇〇さんが寝落ちした戦いね!
西から敵の〇〇がやばくてさー、そしたら〇〇のナイス判断で押し返したよね。
2バフ取れてたのが大きよね。
あのパーティ編成大変だったんだぜ、ブレダンが多過ぎて偏るんだよほんと。
あれって〇〇、戦闘力まだ100万いってなかった時だよね、いつの間にかうちの主力になってるよなほんと。
〇〇さんが100万以下だったとか本気で信じられないわ。
そういえば〇〇さんが入った時に〇〇からPKされて戦争あったなー。
あれ、何やかんや楽しかったよね、あの象牙3F入り口で40人くらいでどんぱちやってたの。
あれで対人も上手くなったよね。
あそこで結束力高まったよな。
またああいう戦いしたいねー。
こんな会話にならないだろうか。
これはすなわち「人との思い出」なのだ。
その人との思い出が積み重なって「物語」になる。
そこにはリアルとゲームの狭間という、存在はしているけれども決して本人ではない、第三者視点で見ることができる「自分」が存在する。
そういった意味で我はこの「自分が主人公の物語」という言葉を選択したのだ。
オフ会を通じて
このファンミ後オフを通じて、我は色々な事を感じた。
長くなってしまったので手短にまとめよう。
人との出会いから発見する新たな自分。
これに尽きる。
普通の人生を生きてきたらまず出会えない人たちと会うことができた。
そして笑い合うことができた。
我は一度リネージュ1を経験し、その時も色々な人と会ったが規模はそんなものではない。
とはいえ、リネージュ1よりもリネレボの方が優れているとか、そう短絡的なものではない。
リネージュ1をやっていて一番良かった事、残った事は、その時には思いもしなかったが、この世で一番の親友を得たことだったと思う。
そしてこのリネレボが再びMMOの魅力を我に伝えてくれたのは言うまでもない。
以前書いた通り、今後は黒い砂漠然り、色々なMMOがこの世に出る。
だが、結局はどんな人と遊ぶのか、どんな風に遊ぶのかで、そのゲームは自分にとって神ゲーにもなればクソゲーにもなる。
今後我もリネレボだけではなく、色々なゲームをする事を考えている。
今の出会いを楽しみ、その人たちと楽しむ、そして新たな出会いを求める。
そういう感じでゲームライフを楽しめればなと、我の中でつくづく感じた、そんなオフ会であった。
随分と遅くなってしまったが、この場を借りて、PANCHをはじめとした本イベントの主催者、そして参加者に、感謝と敬意を。
本当は2次会、3次会の話もしたかったのだが、今回は長くなりすぎるのでやめておこう。
さて、ようやく三血盟運用もうまく回り始めた。
対応でカオスな状況であったが、今月は無理だと思っていた丙軍での要塞戦、しかも初陣でSR要塞というあり得ないシチュエーションであったが、勝利を収めることができた。
手記の更新もなるべく早くやる事を約束しよう。
以上。