反王だもの。

MMOを中心としたゲーマー、反王ケンラウヘルの手記。

DEICIDA忘年会と出会い その3

 

総員、我が名はケンラウヘル。すなわち反王である。

 

最近、色々と忙しくて物を書く時間が欲しい今日この頃。

まぁ若干自爆気味ではあるのだが、そこらへんは楽しみながらだから致し方なし。

としても、次元や装備ダンジョンで一緒になる者たちからの「ブログ更新待ってます」という包み隠さぬプレッシャーに負けそうになりつつも、どうしてもリネレボ放置しつつの

 

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モバイルレジェンドに精を出す日々。

少し自重しなければネタは山ほど積み上がっていくという。

さくさくと書けるように短編短編でいこうと誓った今日この頃。

 

では今回は前回の話の続きを。

 

車内にて

オフ会を抜け出し、PANCH行きつけの三軒茶屋のBARへ向かう車中。

オロナイン、PANCH、味噌味、我というメンバー。

我の車で、我が運転している状態。

我は一切酒を飲まないため、飲み会の席での移動などは我の役目というのは慣れている。

 

いつも通りの光景、なのだが。

 

後部座席にあのオロナインが乗っているというこの状況。

常軌を逸して緊張する。

助手席にはPANCHがいるのだが、何やら明らかにアルコール度数の高そうな酒の瓶を片手に饒舌になっている。

その流れで我もオロナインに質問をする。

我もかなりオフ会などに参加しているため、かなり喋れる方なのだが、如何せん、有名人を前にぎこちなくなってしまった。

ただ、内容はかなり踏み込んだものであった。

実際オロナインとは何をしている人なのか、どういう人なのか。

ここではプライベート過ぎて絶対に書けないような事を色々と教えてもらった。

もっと「いやーそれはちょっと」とか、もっとはぐらかすような感じだと思っていたのだが、包み隠さず教えてくれた。

北参道から渋谷を経由し、三軒茶屋へついたのは20分。

その20分間の間に、オロナインという人間がどういう生き方をしてきて、どういう思いで今のような事をしているのか、なかなかに濃い20分であった。

 

BARにて

三軒茶屋のBARには、我が行くのは実は5〜6回目くらいだろうか。

ここでギルガメッシュ(ツクヨミ)やRevoの防衛神アイオリアなどとも共に色々と話した。

大体10名様の部屋だろうか、そこに4名、贅沢な話である。

 

まぁここでもPANCH無双が続くわけで。

BARにいた女性に話しかけ、そこにいる女性全員にアイスクリームを奢るため、ボーイに対し、

 

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PANCH「コンビニにあるハーゲンダッツ、全部買ってきてくれ!3秒で!」

という謎の無茶振りにより、突然BARがハーゲンダッツ食い放題状態になる。

またこのハーゲンダッツが旨いのなんの。

最後に食べたアイスクリームといえば、というか、我はアイスクリームといえば間違いなく

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スーパーカップなわけで。

ちなみに我のオススメの食べ方は、これにヨーグルトを混ぜると最強。

まぁそんな話はどうでもいい。

 

大量のハーゲンダッツタワーの前に困惑を隠せない我とオロナイン。

 

リネレボをプレイしてから1年と3ヶ月。

やはり、どこかで異世界転生をしてしまったらしいと思う今日この頃。

 

オロナイン

我の横に一人いて、その横にはオロナイン。

奥には酒とハーゲンダッツを両手にして饒舌になっているPANCH、そして楽しそうに酒を飲みながら話している味噌味。

 

さて、我から見たオロナインについて話す。

生放送などを見ている限り、物凄い喋る人だと思っていた。

言い方を変えると、「イケイケ」というか、そういうイメージがあったのだが。

オフ会会場でも今のBARでも、本当に物静かでかつ物腰柔らかい人であった。

話し方も丁寧で、笑い方もしっとりというか、豪快に笑うと思っていたのだが、それとは全くもって逆であった。

PANCHと味噌味はあちらで盛り上がっている。

今しかない。

我は話しかけた。

 

ケンラウヘル「楽しんでいるであろうか?」

 

我が声をかける。

 

オロナイン「いや、実はリネレボ関連でのオフ会って初めてで」

 

あまりにも意外な発言であった。

これだけ巨大なコミュニティを持っているにも関わらず、リネ関連でのオフ会が初めてとは寝耳に水であった。

 

オロナイン「なので、ちょっと緊張してしまってw」

 

どう言えばいいのか分からないのだが、まずもって『いい人感』が溢れ出ていた。

エキシビジョンマッチで見た彼の姿や、生放送での彼を見ていたのだが、もっとグイグイいく人だと思っていたのだが、全くそんなこともなく。

 

本当はもっと詳しく色々と書きたい、書きたいのだが、色々な事を話したのだが、プライベートな話も多々あり、彼の活動に影響を及ぼして不本意な事にならぬように割愛させてもらう。

 

が、本当に色々と話させてもらった。

リネレボにおける様々な話、○○事件と通称されるような有名な出来事の裏側などなど。
本当に色々と話してくれた。

時間にして30分か1時間か。

時間を忘れるくらい、刺激的な話ばかりであった。

 

その中でも、一番我が一番嬉しかった話は、我の話題になった時の話。

オロナインと話せて至極光栄という話をしていたのだが、オロナインは「反王様も凄いじゃないですか」と言ってくれた。

正直言うと、我はふとブログを書いていただけの、ただのぽっと出に過ぎない。

あんなに積極的に生放送し、あれだけのコミュニティを形成して、公式にも呼ばれる人の足元にも及ばない、そういう返しをした。

すると、オロナインはこう言ってくれたのだ。

 

オロナイン「有名とか規模とかじゃあなくて、人に影響を与えるって事が凄いと思うんですよ。あそこまで前向きに楽しもうというスタンスは、見てるだけで皆楽しくなりますよ」

 

この言葉がぐっと心にきた。

 

ずっと画面内で見ていた人から言われるのは、単純な嬉しさを通り越して、なんというのか、あえていうならば「認められた事による達成感」とでも言おうか。

そしてその後に、あの時ブログを初めて良かったな、という感情が押し寄せてくる。

 

思い返せば、色々な人から数えきれないくらいのDMをもらっている。

ブログを見てモチベーションが上がった人、盟主の悩みが少しでも解消した人、辞めようと思っていたけれども踏みとどまった人。

そしてリネレボはやめてしまっていても見て楽しんでくれる人、このブログを見て反王親衛隊に入ってくれた者たちなど。

 

過去にこんなブログを書いたことがある。

 

www.kenrauheru.info

 

「今度は、あなたがこの“楽しさ”を人に伝えて欲しい」

 

10年以上前に受けた、初めてのMMOで、初めて託されたこの言葉、そして我の核。
たかがゲームの出会い、されど人との出会い。

改めて面と向かって言われると、この日の事がふと頭を過る。

本当にありがたい話だ。

 

オロナインとの話はかなり多岐に渡った。

プライベートの事も話したが、リネレボが今後どういう風にあるべきか、我々のような者はどうやって盛り上げていくのかなど。

ゲームに対する熱さをひしひしと感じた。

本当に濃い時間を過ごさせてもらった。

 

ここで改めて紹介する必要もないくらい皆知っているとは思うのだが、もしまだYoutubeチャンネルに登録していない人がいたら、是非。

 

www.youtube.com

これもまた人との出会い、またいつか会う日を夢見て。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の悪運

さて、時は戻り。

DEICIDAオフ会。

 

我は色々と雑談をしつつ、ステッカーを渡したり、サインしたり。

この会にはフレヤサーバーの者は我しかいない。

ヒンデミット+リオナサーバーといったところか。

なるべく目立たないよう、ひっそりと部屋の隅で談義していると。

 

ちゅば「じゃあ今からゲームをします!」

 

という一言により皆の注目が集まる。

ビンゴか何かかと思ったが、ちゅばが持っているのは白い箱に穴が空いたものであった。

 

ちゅば「この中に今日の参加者の名前、そしてDEICIDAの名前が書いてあります!全員外れなし!」

 

箱の中に何やら紙らしきものが入っているようで、ちゅばが箱を揺らすたびにガサゴソと音がしている。

 

簡単に言うと、このゲームはくじ引きだ。

景品を読み上げてからくじを引き、引かれたくじに書かれた名前の人に景品をプレゼント、という企画のようだ。

DEICIDA全員がこのオフ会会場にいるわけではないのだが、彼らには血盟倉庫から色々なアイテムをプレゼントするという話なわけだ。

しかも、くじの中にはiTunesカードなどもあり、非常に豪華な内容。

 

そして何よりも、今回の目玉景品は、

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iPad Pro 2018。

11インチの256GB、SIMカードモデル、しかもアップルケア入りという、

 

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家系ラーメンでいうところの全乗せマシマシ。

この紹介がされた瞬間に大きな歓声とともに盛り上がるオフ会会場。

流石に規模がでかい。

DEICIDA血盟員+オフ会にいる者だけで、余裕で50名はいるだろう。

さぁ、これを誰が当てるか、というのが見どころであった。

心の中で「我の名前、最後まで呼ばれるな」と思っていたところ。

 

ちゅば「本日は反王様にこのくじを引いてもらいます!!」

 

ゲーム開始前から名前を呼ばれる我。

我が引くのか、今この場にいる、フレヤサーバー唯一の生き残りに引かせるのか。

しかし、ここはお呼ばれした身、こういう所で手伝えるならば、皆が盛り上がるならば本望といったところ。

 

ケンラウヘル「よかろう」

 

我は箱を持ち、くじを引いて読み上げるという大役を担った。

 

担ったのだが。

 

いかんせんくじの量が多過ぎる。

後半は高速名前読み上げで時短を図る。

ちなみに、我自身の名前は結構早い段階で出たのだが、それでもiTunesカード5,000円分をゲットという奇跡。

今日のオフ会で支払った会費のほぼ8割をiTunesカードで回収に成功したのだ。

テンションだだ上がりの我。

 

そして一通りくじを全て引き終わると、最後の目玉景品

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iPad Pro 2018を残すのみとなった。

 

最後の人、という予想ではなく、実際は一旦引いたくじを箱に戻し、この大量のくじの中から一人だけがこれをもらえるという。

今日最大の盛り上がり場だ。

ここは派手に盛り上げなくては。

 

ケンラウヘル「皆、iPad Proが欲しいかー!」

 

全員「おおおおおおおお!!!」

 

という煽りを加え、熱量はますます上がるばかり。

あとはくじ運だけ。

まずこの中から我がピンポイントで出ることはないだろう。

何とかして盛り上がってくれればいい。

 

不正のないよう、箱を振って中身をシャッフルし、いざ、くじを引く。

 

ケンラウヘル「iPad Proの新しい持ち主は、この者だッッ!!!」

 

派手にくじを引く我。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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人間というのは面白いものだ。

普通だったらiPad Proが当たったならば、即座に飛び跳ねて喜ぶであろう。

 

だが違う。

シチュエーションも違う。

誰かが引いて当たったのであれば我も喜んだだろう。

我が自分でクジを引き、そして自分を当てる。

その時、人間が感じる感情とは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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真の恐怖。

 

一瞬で頭をフル回転させる。

自らくじを引き、自ら自分の名を引く。

地獄のような最悪の展開。

まさか出るとは思わなんだ。

いや、そんな言い訳は通用しない。

やらせと言われても仕方ない。

 

しかし、ちゃんと箱をシャッフルした。

皆の前でシャコシャコとチャーハンを作るかのように振り回した。

これは流石にやらせはできない。

フェアだ、完全にフェアな状態にしたのだ。

だから誰も文句は言えない。

そうだ、これは致し方ないのだ、やらせもできないのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、我は知っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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不正は可能であることを。

カイジのこの場面だけが頭の中でリフレインする。

 

今日はDEICIDA血盟の忘年会なのだ。

忘年会、そしてお呼ばれ。

ゲストの人間が一番美味しい所を持って行ってどうするのだ。

時間にして2秒くらいの静寂。

そうだ、ここはスルー。

自然とスルーしかない。

そう、

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ノーカウントにするしかない。

そう、自然と、すーっと、何事もなかったかのように。

そして絞り出した言葉は、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケンラウヘル「あ、これはダメダメ。もう一度やr
ちゅば「反王様すげぇぇぇぇぇ!!!!」
junk「もってるぅぅぅぅ!!!!」
PANCH「おおおおおお!!!」
Mizuchin「さすがっすわwwww」

 


一瞬にして打ち砕かれた。
くじを戻そうとする我。

その右手をロックする集団。

関節を決められて身動きできぬ我。

まるでそれは

 

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大捕物のよう。

 

ケンラウヘル「これはダメだー!戻させてくれーっ!もう一度引かせてk

ちゅば「iPad Pro 2018は反王様ゲットー!」

 

拍手喝采。

持ってるなーというざわつき。

皆笑顔だ。

 

笑顔なのだが。

 

人間不信に陥っている我。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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このシーンが延々と頭を過る。

 

 

 

 

 

 

 


ということで、すったもんだあって、

 

 まさかのiPad Pro 2018を手に入れた我であった。

 

 


DEICIDA血盟の皆へ。

本当に、なんか申し訳ない。


以上。

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