総員、我が名はケンラウヘル。すなわち反王である。
最近、質問箱に重い質問が多くなってきて、Twitterの文字数では我が返せないくらいのものが多くなってきた。
少しずつ回答しようかと思う。
質問内容
以下、質問内容。
我の視点
こういう時は基本的に「盟主・幹部側の視点」と「血盟員側の視点」から考えるようにしている。
我が軍は知っての通り、「完全君主制」を採用している。
多くの所は細かい事に民主主義、あれよこれよとどうでもいい事すらも相談・会議を繰り返しているだろう。
1日がかりで相談・会議をした結果と、自分で10秒決めた事の差というのは正直大差ない。
基本的方針は我はブレる事はない故、それを信用してくれているからこそ、というのもあるのかもしれぬが。
ただ君主制とはいえど、全ての事象を全て我がひとりでやるわけではない。
君主制とは「最終判断はケンラウヘルが行う」というものであり、相談や会議などはもちろんある。
ただ、相談や会議というのは専らストレスを生みやすい。
意見の食い違いなどは別に「互いに良くしよう」と思ってやっている事なのだから良しとしてだ。
だが、長ければ長い程拘束時間が多くなってしまう。
これは何より「我が一番ストレス」だ。
ちょっと脱線するが、よくある血盟内の相談と会議について我の考えを。
相談と会議
相談と会議がない血盟などはないと思われる。
どこでもやっていることだ。
だが「会議などがストレスに感じる」という事でリネレボにINしたくなくなったりすることも事実だ。
ちなみに、我は会議は好きだが、時間拘束されることに非常にストレスを感じてしまう。
楽しい話ならばいいのだが、総じて相談や会議は重い話が多い。
この時間について我の考えをまとめる。
何故会議に時間がかかるのか。
・最終的な「決め」にいつまでも達しない
・意見が真っ向割れてしまっている
・皆遠慮がち、もしくは代案が出てこずに考え込んでしまう
・意見が飛び火してしまいまとまらなくなる
勿論これは一例ではあるが、大体こんなものではなかろうか?
我がいつも実践している事は以下。
◆最終的な「決め」にいつまでも達しない
これについては「そのための君主制」なわけであり、我が最終的に判断を下す。
そのため我が決めればいい問題。
勿論、皆に納得できうる理由は考える。
しかし、完全に二択の場合は「一旦こっちでやってみよう」などの判断はする。
◆意見が真っ向割れてしまっている
これは本質を見れば「互いに良かれと思っている事」を言っているに過ぎぬ。
ちなみに本質が「相手を否定してマウントを取るため」という奴も出てくるだろう。
マウントとまではいかないが、「何かしら言って僕もこの血盟に貢献したい」という奴もいる。
前者は問答無用で消えてもらうが、後者は先述した「決め」によって容易に解決できる。
◆皆遠慮がち、もしくは代案が出てこずに考え込んでしまう
これが結構ある。
皆否定されるのが怖いのだ。
否定されていい想いをする奴はいないだろう。
だからこそ、「まず最初に我の意見を出す」という事から始めている。
それがすんなりいけばそのまま会議は終了。
ただ「この方向性はいいんだけれども、この部分はこうした方がいい」というツッコミを入れてもらう。
相手の意図を読み、「これはこういう理由だからだな?」と、納得しうる理由も引き出してやるのがコツだろうか。
そこから議論に発展し、ああでもないこうでもないという形になっていくわけだ。
ちなみに我は自分の意見が通らなくても良いと考えている。
結果として全ては血盟の利益になる方を選択すればいいのだから。
◆意見が飛び火してしまいとまらなくなる
これに関してはよくあるパターン、そして長くなるパターン。
例えば要塞戦について。
うまくいかなかった、どうするか、初手はこうしよう、でも「この場合」はどうするんだ?基本的にバフはこうしよう、でも「この場合」はどうするのか。
基本的にまとまらない時は「場合」、つまりif論にif論を積み重ねておかしいことになるわけで。
基本的に枝葉の部分は後で付け加えるとして、まずは幹や根となる部分を固めてから枝葉の部分を補足すればいい。
共有すべき内容
共有すべき内容というのは主に以下と考える。
・方向性を大きく変えなくてはいけないもの
・人の感情に影響があるもの
・血盟もしくは個々の利益に関するもの
2番目に関しては一概にどれが当たるのかは言えないが、特に2番目については蓋を開けてみれば「一言言っておけば済んだ話」というのが多い。
その一言を手間としてやるかやらないかで、後処理がずっと変わって来る。
我のとしては当然前者を薦める。
全ては効率だ、効率が悪くなればストレスもたまり、楽しさも半減してしまう。
盟主視点と血盟員視点
さて、本題に戻る。
質問内容としては「盟主から何も話や共有がなくて蔑ろにされている気がしてもやもやしている」という風な内容。
ちなみに「幹部が勝手に変わった」という事に加えて「幹部となった人は人柄としても別に問題ない」というのが補足。
さっと結論から言ってしまう。
【盟主視点から】
「共有がない!」と、こういう風に考える血盟員もいるのが当たり前、むしろ全員が潜在的にそう思っている。
だが一言「こういう理由でこうした」(注意すべき点はここで相談ではなく、こう決まったと断言すること)と皆に伝えるだけ、たったこれだけでこの不安は払拭できる。
つまり、この一言で非常に効率的且つ効果的に歪を発生させぬようにすることが可能。
やらないという選択肢はない。
【血盟員視点から】
まず初めに、「今後はこうして欲しい、教えて欲しい」というのを伝えるべきかと。
今回のケースは内容に不満がなく、「共有がないこと」にフォーカスされている。
盟主からすれば「まぁこいつだったら皆問題ないよな」と思っているわけで、自然な流れでそうなった可能性が高い。
だが、言わぬ限り多分延々と同じことを繰り返す。
「それくらい分かってくれよ」はまずないと思った方がいい。
これを言うだけで貴殿のストレスや不安は解消されたも同然だ。
以上。