反王だもの。

MMOを中心としたゲーマー、反王ケンラウヘルの手記。

メインゲームとサブゲームにおける効果と弊害

 

総員、我が名はケンラウヘル。すなわち反王である。

 

先日、質問箱にこんな質問があったのでここで回答したい。

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非常に共感できる反面、我も耳が痛い所がある。

今回は我の経験、そして我の持論を踏まえてブログを書く。

 

オンラインゲーム黎明期

我がリネージュ1をしていた頃は「オンラインゲームの黎明期」だ。

基本的に我はネットカフェユーザーだった故、ネットカフェで目につくゲームというのが我の記憶の中にある。

 

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ラグナロクオンライン。

 

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MU 奇蹟の大陸。

 

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ガディウス。

 

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ウルティマオンライン。

 

見ているだけで懐かしい絵ばかりだ。

 

黎明期のオンラインゲーム=MMOという図式があった。

 

MMOをやりながら他のMMOというのは、勿論やっている人はいれど、パイは少ないだろう。

MMO=時間をかければかけるほど強くなるという認識であった。

 

ほぼ8割の時間を「狩り」に費やすゲーム性故、長時間やると疲れる事が多々。

昔のMMOは移動もクリックで行うのが大半、いわゆるクリックゲーと揶揄されていた。

5時間6時間とクリックを繰り返し、同じような画面を見続け、しかも気を抜くと1週間分の経験値がデスペナルティで無に帰るため気を抜けない等、とにかく「単純作業の苦痛な繰り返し」が主であった。

そのためチャットをしながら狩りをして、その単純作業をいかに楽しい時間に変えるかを考えてきた。

昔のMMO経験者は理解できると思う。

まぁそのチャットが楽し過ぎてモンスターにやられて「チャット死」なんてこともざらにあった。

今となってはいい思い出だ。

 

だが、そのチャットも5時間も6時間も、毎日もつわけがない。

故にオンラインゲーマーは何を求めるのか。

我なりに考えてみた。

 

・MMOとは違う体験ができるゲームをしたい

・MMOで培ったコミュニティの皆で遊びたい

・でもMMOがメインだからなるべく手軽に短いスパンで遊べるゲームがしたい

 

大まかに言えばこの三大MMOゲーマー欲求があるかと思う。

しかし周りを見ればどこもかしこもMMOだらけ。

MMOをやっているのに他のMMOをするのは敷居が高い。

MMO=成長、すなわち時間がかかるのと、時間をかけねば楽しめない。

ではどういうゲームにMMOゲーマーは流れるのか。

 

それはセカンドゲームに他ならない。

 

セカンドゲームの登場

セカンドゲームというのは勝手に我が言っている造語だ。

その名の通り「第二のゲーム」という意。

もしかしたらこういう言葉はあるのかもしれぬが、我の言うセカンドゲームは以下を定義とする。

 

・比較的短時間で1サイクルが楽しめる

・メインMMOとは全く違う遊び方が出来る(例:アクション、シューティング、テーブル等)

 

リネージュ1初期の時代、セカンドゲームとしてよくやったのはハンゲームであった。

ハンゲームといっても、今のように色々と充実したゲームではなく、純粋にトランプだったり、麻雀だったり。

とにかく「皆でワイワイする」というものに主眼を置き、皆でプレイしていた。

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そして今でこそ当たり前のようにあるFPSだが、カウンターストライク(パッケージ売りだったのでネットカフェでよくやった)やサドンアタック、そしてガンズオンラインというゲームをよくやったものだ。

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とにかく皆でMMOと違ってその場を楽しむ、いわば短期的な楽しみだ。

その楽しさは短期的であり、花火のような盛り上がりを見せる。

 

そしてこの頃から徐々にセカンドゲーム的なポジションのゲームが増えるのである。

我が感じた中で代表的なのは「スカッとゴルフ パンヤ」だろうか。

 

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これは本当によくやった。

基本的な対人とは違い、自らとの勝負であり、多少の運要素(といっても突き詰めれば運などあまりないが)があったりとか。

 

昔話になるとどうしても盛り上がってしまう、話を戻す。

とにかく、MMOの傍ら、「セカンドゲームライフ」が仲間内でとても流行ったのだ。

 

仲間との温度差

昔のオンラインゲームは全てパソコンだ。

携帯は全てガラケー、メールと電話、そして写メとしての機能を持った通信機器でしかない。

パソコンを数台持っている人もいたとは思うが、今の携帯2台持ちなどよりも遥かに人数は少ないであろう。

 

セカンドゲームが盛り上がるとどうなるか。

MMOへのイン率が純粋に下がる=強くなれないという図式が如実に現れてくる。

 

仲間の中にはMMOでどうしても強くなりたいという者もいる。

だが、いざ狩りへ行ったりしようとすると誰もいない、手伝ってもくれない、チャットもない。

こうなると温度差が開くのは当然だ。

 

また、セカンドゲームへの理解度の温度差も個々で出てくる。

分かりやすいパターンとしては「MMOがメンテナンスの時だけはセカンドゲーム肯定派」だったり、「毎日〇時のゲーム内部活が終わったのならばセカンドゲーム肯定派」などなど。

こういった細かい所でも温度差は出てくる。

 

温度差は焼き窯に入れる陶器の如く、簡単にヒビが入りやすい。

 

リネージュ1では、このガンズオンラインの所為(いや、自分の所為なのだが)で亀裂が入ったりすることが多々あった。

 

反王軍のセカンドゲーム

反王軍では様々な部活動がある。

部活動というのは、反王軍のコミュニティ内で別ゲームをする部活のことだ。

 

主に我が軍は4つのゲーム部活が活発である。

 

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今一番勢いがあるのがPUBG部。

もうこれについては説明は不要なくらい有名であろう。

何故これが我が軍内で勢いがあるのか。

 

・反王軍は人数が多いため、大人数が同時に遊べるゲームとマッチしている

・成長要素は多少あれど基本はアバターのみ、最初から戦える

・下手な人でも補給物資を取ったり車を探したりと、色々と活躍方法がある

・気軽に対戦相手を倒すことができる(要は短期スパンでの勝ち経験)

・サイクル時間が比較的短いが、短過ぎでもなく、コアスマホゲーマーにはちょうどいい案配の時間で遊べる

 

これはまた別の話だが、まさかFPSないしTPSをスマホで遊べる時代になったとは…

しかも操作性がパソコン版に引けを取らない快適さ。

STEAMでPUBGは持っているが、もっぱらスマホ版PUBGを主に遊んでいる。

 

話が脱線したが、以上がPUBG部が活発な理由だ。

 

そして二つ目の部活動。

 

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隠れん坊オンライン。

 

隠れん坊 オンライン

隠れん坊 オンライン

  • Gene Eu
  • ゲーム
  • 無料

 鬼と隠れる側に分かれ、隠れる側は「そのマップにある何かに化けて隠れる」というゲーム。

これは我が軍では結構流行っている。

 

これも大人数で一緒に遊べ、皆でワイワイするのだが、如何せん我としては戦いモノが好きなのでPUBGを選択してしまう。

 

そして3つ目。

 

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人狼ジャッジメント。

 

人狼 ジャッジメント

人狼 ジャッジメント

  • Sorairo,inc.
  • ゲーム
  • 無料

 これも言わずとしれた人狼のオンラインゲーム。

皆で顔を合わせてやる人狼を本当にうまくスマホに落とし込んだ作品。

オリジナルの役職などもあり、非常に面白い。

頭を使うゲームではあるが、どちらかというと「見ている」方が面白いので、反射神経などは必要なく、ゆったりじっくり遊べるのが特徴。

 

そして最後は。

 

 麻雀だ。

これはふじあむ部長がメインとなり、ちょこちょことプレイされている。

ちなみに我はほとんど麻雀をしたことがなかったので、『チーはどの面子からも可能』だと思い込んでおり、ふじあむに馬鹿にされた覚えがある。

これも言わずもがな、短い時間でさくっと遊べるゲームだ。

 

リネレボとセカンドゲームの相性

リネレボの非常に良い所、それは放置狩りができるということだ。

放置しているだけで経験値やアデナを取得することができる。

最初は「とうとうMMOも放置ゲーなのか、ぬるくないか」などと思っていたが、今となっては逆に手動で延々と狩りというのは苦痛と感じるくらい、リネレボの自動狩りはありがたい存在だ。

 

当然、手動が必要な部分はあるが、「皆で一緒にやる」のは大まか以下のような感じだろうか。

 

・血盟ダンジョンやギロチン、次元等のダンジョントライアル系

・要塞戦

・模擬戦

・コア集めのための召喚石

 

こんな感じだろうか。

勿論、他にもあるかもしれないが、リネレボのプレイ時間の大半については放置していると言ってもいいと考える。

 

放置していてもいい、ということであれば、端末が2台以上あれば「育成しながら他のゲームで遊べる」ということになる。

リネージュ1の際に話した「セカンドゲームをやればやる程置いて行かれる」という懸念は払拭されるも同然なのだ。

 

あとは熱量の個人差をどう埋めるか、すなわちコミュニティ面だけが問題となってくる。

 

反王軍におけるセカンドゲームと方向性

結論から言う。

ざっくりとしか決めていない。

基本的に我が軍は要塞戦然り相互ギロチン然り、かなり細かく決める傾向にあるが、これだけは方向性のみしか決めていない。

我の持論は「リネレボをコンテンツを楽しみ尽くすには、楽しみ尽くせる仲間が必要であり、そのモチベーション維持のためにはセカンドゲームは必要である」だ。

むしろ我も積極的にセカンドゲームへ参加している。

 

その中でも、基本的な絶対ルールとしては、

リネレボファースト

であることを掲げている。

 

要塞戦に参加もせずディスコードしながらPUBGやっていた日には、我としては間違いなく追放一択。

そこらへんは我が軍のメンバーは非常に理解がある、というか、同じ方向を向いていて統制が取れている。

 

また、PUBGをプレイする人でもディスコードのVCはこのような部屋名にしている。

 

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基本的に端末2台というプレイ環境を整えるようにしている。

我も今では携帯及びパッドを合わせて4台を持つようになり、ここらへんはクリアだ。

では「端末1台しかないから絶対ダメなのか」というと、答えはNOだ。

リネレボで頑張ってたり、コミュニティの中心だったりする者は、楽しむ一環として許可というか、むしろやった方がいいと薦めている。

ただし、リネレボに対して熱くないにも関わらず延々にセカンドゲームをしている者については、脱退の覚悟はしてもらう。

 

ディスコードの運用

我が軍ではディスコードを利用しているが、ディスコードの運用方法もセカンドゲームを意識した運用方法をとっている。

 

我が軍は二血盟故、まず二血盟の連携用にディスコードは必須。

血盟チャットと同様、もしくはそれ以上にディスコードでのチャットが盛んだ。

と、話がかなり長くなってきた、簡潔に話す。

 

あえてセカンドゲーム用のディスコードを別サーバーに立てず、同じ血盟ディスコード内に完結させる。

 

これについては賛否両論あると思う。

過去に「別ゲームだから」という理由で別ディスコードを作った者たちがいるが、総じてそこはセカンドゲームのためではなく、ただの愚痴やネガティブを吐き出す肥溜めのようになってしまい、結論としては血盟から追放という形になったという経緯が大きい。

同じディスコードを利用するメリットとしては、

 

・全体のアクティブ人数の把握

・誰が何をしているのかの明確化

 

などがあげられるが、逆にデメリットとしては

 

・リネレボをやっていない者が目立ってしまう

 

という点くらいか。

 

ひとつ、やはり他ゲームばかりでは熱量も下がってしまうので、そこらへんはうまい案配でやるしかない。

 

他ゲームをするな!とも、リネレボ以外やるな!とも言うのもナンセンス。

だがセカンドゲームをしていない者たちの事をしっかりとフォローしなくてはならない。

ここは微妙なラインなのだが、空気を読むしかあるまい。

ただ今まで通り、リネレボでの方針や報告、情報共有はしっかりとやらねばならないと考えている。

 

総論

セカンドゲームは楽しいが、毒にも薬にもなると考えていい。

ただし、リネレボのような放置がかなりの割合を占めるゲームとは相性がすこぶる良い。

リネレボという基軸を疎かにせず、あくまでリネレボファーストであることを忘れずにやることが重要かと思うし、その空気を作り、その空気を読ませることが必要だと思う。

空気も勿論だが、リネレボにおける血盟の方向性、目標などを明確にせねばやらない方がましだ。

 

質問者の回答にはなっているだろうか分からぬが、我が軍ではこういう風にしている、という紹介であった。

 

ということでだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は台風が凄そうなので帰る。

マンションの非常階段でプレイするか。

 

足早だったが参考にしてくれれば幸い。

 

以上。

 

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