総員、我が名はケンラウヘル。すなわち反王である。
忙し過ぎて書く内容がどんどん後ろになってしまっていっているのが気になる所だが、やはりこれは書かないと我の気が済まぬ。
ということで、近々になった要塞戦を書こうと思う。
◼︎要塞戦 対ふぁみーゆ血盟
事の始まりは過去にやったフレヤサーバーオフから始まる。
※過去ブログ参照
フレヤオフで知り合った、デカンサーバーのファミリア血盟(現ふぁみーゆ血盟)と意気投合。
お互い要塞戦には並々ならぬ意気込みがあり、じゃあ是非来週、合併最初の要塞戦をやろうということになった。
ほとんど変わらぬ血盟戦闘力。
また熱い戦いができると意気揚々としていた。
我の場合はあまり事前共有しないことはないのだが、今回はオフ会というちょっと異質な場でのテンション故、ふぁみーゆとの約束の後に我が軍へ共有することになった。
血盟員たちも楽しみとドキドキが入り混じったような興奮気味の会話が繰り広げられた。
フレヤのオフは土曜日。
約束をしたその2日後だった。
ストライダーを賭けた戦いになるだと…?
まさかの統合後の最初の要塞戦の勝利報酬にペットが付くとは思いもよらなかった。
能力がないとはいえ、やはりここはアバターのようなもの。
しかし、我が軍としては方針は変更せぬ、全力で手に入れに行くのみ。
金曜日、要塞の入札日。
統合したばかりのフレヤサーバー初の要塞戦入札だ。
パアグリオとデカンの上位血盟はチェックはしていたものの、まだどんな相手かは未知数である。
その上位血盟たちがどのように動くかが注目であった。
予想通り、ほとんどの上位血盟が違いの戦いを避け、要塞の確保、即ちストライダーの確保に走っていた。
上位同士の直接対決というのは2〜3箇所か。
そしてR要塞を舞台として、血盟戦闘力5000万超えの戦い、反王親衛隊とふぁみーゆ血盟の戦いが確定したのである。
要塞戦当日、全くもってこんな熱い戦いをするとは思っておらず、前々から予定していた「ふじあむオフ会」のために池袋へ。
血盟員数名と共にダーツを楽しんでいる中、
我だけパーティ編成と戦術をひたすら考える状況。
ダーツの矢がブルに入るたびにけたたましい効果音が響き、とんでもなく集中しづらい。
全然ダーツ投げてなくて悲しみに暮れながらも、ダーツとストライダーであれば間違いなく後者しか選択肢はない。
ダーツが終わってカラオケへ。
今話題のリネレボコラボしている
パセラへ移動。
ちなみにコラボ飯を行こうと思ったのだが、金額が高過ぎて皆その事に触れずにスルー。
入った瞬間に電源の延長タップを取り出し、皆で携帯やタブレットの充電をし始める。
流れるような作業にリネレボあるあるを感じつつ、VCで本日の作戦を皆に伝えた。
要塞戦15分前。
7名でカラオケルームにいる中、悪質ZEN PADディーラー Mシャドウズがパセラ名物である
ハニトーを注文し出す。
ハニトーというのは食パン一斤を丸ごと使った、到底スイーツというカテゴリーには収まらない程ボリュームのあるスイーツである。
そして要塞戦10分前に突然机に並べられる
人数分のハニトー。
このハニトーの数なんというか…
クルマの塔3Fを思い出すのは我だけだろうか。
この理性を失ったハニトーたちが机を占領し過ぎて邪魔なわけで。
何故人数分頼んだのかを悪質ZEN PADディーラー Mシャドウズに問い詰めたい。
というすったもんだがあったが、対ふぁみーゆ血盟とのストライダーを賭けた一戦の火蓋が切って降ろされる。
相手は大体35名程度、上位の個々の戦闘力も我が軍の上位と比較して数段格上。
しかしながら、反王親衛隊はストライダーを賭けた試合ということもあり、最終的には47名の大所帯での要塞戦となった。
人数差をフルに利用した有利な展開と、カウンターに対する警戒という布陣。
いきなり相手が西側にラッシュをかけてきた。
想定以上の人数にたじろくものの、ここは勝機。
敵の人数から考えるとほとんど防衛には回っていないと確信。
東の攻撃部隊はmutsukiやジークフリート(改名して現在は井伊直政)たちが率いる精鋭部隊、開始ものの40秒で東門および敵聖物の防御塔を撃破する。
その間も西の敵からの猛攻は止まらない。
西の防衛を指示しつつ、まずは牽制として我単独で東へシフト、攻撃部隊の作った道をなぞってそのまま刻印を開始。
敵は西に人数を大きく割いているためチャンスではあったが、リスポン方向から大量の敵が流れてきて失敗。
それをリアルで隣で見ていた司令官あちゃぴ、しっかりとバフ管理と西側のラインを押し上げるよう伝達。
人数が勝っていて我が軍は有利ではあったはずだが、敵の戦闘力も高く、そう簡単には西門を開け渡してくれはしない。
敵の西門手前のT字路をラインとして相手が中央に流れるのを抑える。
西門突破が難しい中、連携を使った攻撃部隊と盟主部隊をシフトし、西を破壊しつつ東から我の部隊が雪崩れ込む。
人数が多いとやはり連携というのは非常に難しい。
我が軍に要塞戦のマニュアルはあるものの、基本的な基礎知識を初めて要塞戦に出るメンバーが見てもわかりやすくまとめているが、基本は簡素なもの。
こういった連携は日頃からのコミュニケーション、お互いの性格を良く知った仲では難しい。
mutsukiとは要塞戦初戦から一緒にやっている仲だ、阿吽の呼吸でスムーズにシフトが決まる。
カットは何回かやられたが、盟主パーティのヒーラーは4名、即死以外ではなかなか死なぬ。
刻印失敗しては少し離れて回復、そして刻印を繰り返す。
そして要塞戦を開始して16分。
フレヤサーバー初の要塞戦を制す。
かなり遅くなってしまったが、この場を借りてふぁみーゆ血盟に感謝と敬意を。
カラオケ、及びVCで喜びを分かち合う反王親衛隊。
そしてふと気が付いた時、目の前に広がっていたのは、
理性を失ったハニトーたちの残骸。
※この後、反王親衛隊が美味しくいただきました。
そして手に入れたストライダー。
ちょっと魚感は否めないが、こういう格好いい乗り物は本当にテンションが上がる。
我はPCのリネ2はやっていないが、リネ2をやっている者にとっては思い入れのあるペットだという。
とにもかくにも、
こういうのが報酬でなくて本当に良かった。
◼︎要塞戦 対Lutz血盟
これはゴールデンウィーク真っ最中の5月5日に行われた要塞戦の話。
Lutz血盟というのは、以前フレヤサーバーオフを開催してくれた血盟だ。
実はこのLutzとの要塞戦、この前週にやる予定であった。
前回の入札の際、終了間際に他血盟がLutzに対して100,000,000アデナを入れられ、急遽空いている要塞を別途入札したという経緯がある。
この1戦は待ちに待った1戦であった。
何せ相手血盟は本気で戦闘力が高い。
戦闘力だけで言えば今まで戦った中でも1・2位を争う強さ。
まず敵血盟主のストライク(現名称:槍神フレヤ)も脅威となる強さを誇るウォーロード。
そして敵のエース、KOU(現名称:親衛隊長◼︎紅◼︎)。
これだけでも戦々恐々なのに、我が軍だったら群を抜いてエース級になる人材がずらりといる。
上記は5月5日時点でのLutzの戦力分析。
とんでもない強敵、苦戦は必須である。
しかし相手が強いと恐々とするのとは裏腹に、やはりワクワク感があるもの。
入札を無事に済まし、要塞戦の日を迎える。
この日の要塞戦は大きなルール変更があった後の戦いだ。
この戦いは苦戦必須、刻印もそう簡単には決められないだろう。
引き分けはなし、刻印した秒数が多い方の勝利、それも同じであればキル数差での勝敗決定。
まずキル数差は絶望的だ。
人数が多い分有利と思われるかもしれないが、個々の戦闘力が優れている敵に対しては恐らくただの的。
1人死ぬ間に3名4名とこちらを殺せるだろう。
刻印の秒数が同じということは大体が「お互い聖物に近づけなかった」という状況だとは思うが、それもまぁあまりなさそうだ。
狙うは当然「刻印20秒で完全勝利」か、「刻印秒数差で勝利」の二択であった。
要塞戦の日は、我は東京外にいた。
実家というやつだ。
土曜日の20時30分にはこっそり抜け出して要塞戦をやる予定であった。
パーティ編成や戦術などを考えつつ、土曜日はゆったりと過ごしていたのだが、夕方、突如事件が発生する。
家族「やっぱり明日じゃなくて今日の夜、東京に帰ろう」
青天の霹靂とは言ったもので、その為に色々とリアル日程を調整していたにも関わらず、この気まぐれ発言に温厚な我も思わず顔が引き攣ってしまった。
即座にパーティ編成と戦術を中断。
ゴールデンウィークの夜中の渋滞がいかに大変かのプレゼンに全労力を注ぐ。
最終的には土曜の深夜、日曜の朝3時に車を出す事で合意。
気まぐれに変えられぬよう調印式(朝からのスケジュールをLINEで細かく伝達)を済ませる。
危うくこんな熱い要塞戦に参加できなくなる所であった。
20時30分に車で抜け出し、向かったのは実家先に近い井伊直政の家へ移動、2人でソファーに座ってやることに。
地方のマンション、密室で男2人きり、隣同士でiPadを開く姿は第三者には見られたくないものだ。
VCを繋げて始まる要塞戦 対Lutz血盟 in 井伊直政家が開始される。
敵の高戦闘力部隊は想像以上であった。
メテオを撃たれるたびに蒸発していく我が軍。
両バフ付近での戦いがしばし続く。
が、ここでまさかの通信環境エラー。
地方が故か、4G回線の電波表示がマックスにも関わらずカクカクに。
こういうためにキャリアでiPadを購入したというのに…!
即座に4G回線から井伊直政家のWifiに切り替えて再度挑む。
相手の驚異的な戦闘力を何とか受けつつ西ラインを押し上げて敵の西門を撃破。
東門も共に折り、相手の聖物を丸裸にする。
ただ、ここからがとんでもなく厳しかった。
敵の聖物周りの防御部隊の分厚さたるや、絶望すら感じる強さであった。
前述した通り、「刻印時間」を稼ぐため、細かく刻印を決めて行く。
いや、刻印までは届くものの、防御隊に即座にカットされてしまうのだ。
だが攻撃部隊に合わせては刻印、死んではまた合わせて刻印というのを繰り返し、精神的アドバンテージも同時に確保していく。
敵聖物方面に力を入れているということは当然防衛は薄くなる。
そしてとにかく厳しかったのは自軍方面の祭壇だった。
敵のカット隊が優れていたことと、そのカットに来る敵の戦闘力がぶっ飛んでいた。
自軍のバフを全く取れない状態が続く。
自軍西門も五月雨で攻められ削られ解放状態に。
後半になるにつれ、自軍が状況がみるみる不利になっていく。
ケンラウヘル「自軍西門を閉鎖、ストライクだけは絶対通すな」
防衛隊総動員で西門を閉鎖する。
ストライク率いる敵刻印部隊を何度か抑えるも、両バフを取られたタイミングで一気に押され始める。
押されるタイミングでカウンターを合わせるも、相手の防御隊の厚みは一向に消えない。
残り3分を切った。
ここは勝ちに拘るべき、即座に全員に伝達する。
ケンラウヘル「総員、自軍聖物防衛に回る、敵盟主が入ってきた方向へ行って迎撃、ストライクは必ず殺せ」
刻印時間差は約20秒程。
多少余裕はあれど油断は禁物な状態。
西門から流れてくる敵の大群、それを迎撃する反王親衛隊全勢力。
画面が常時白く点滅しているような、激しい火花が散り続ける。
紅白の文字の大群が火花を散らす、ここまでくると戦術もへったくれもない。
王冠を着けている奴を探し、それを優先的に排除する、ただひたすらにぶつかり合う時間。
残り2分くらいはずっと「押せ押せ押せ押せ!」と「ストライク西来た注意!」といったような、端的な報告と叫び声だけがVCで響いていた。
長い2分であった。
そして30分フルの激闘の末、遂に。
決着。
この画面になった瞬間、隣にいた井伊直政とハイタッチ。
VCでも「やったー!」「きつかったー!」「Lutz強かったわー」などの喜びと安堵の声。
大激戦を制した、反王親衛隊の勝利を皆で喜んでいる最中に目に飛び込んできた
占領失敗の文字。
一瞬にして静寂が反王親衛隊のVCを包む。
ケンラウヘル「・・・・・・・・・・」
井伊直政「・・・・・・・・・・」
お互い無言でiPadを見つめる2人。
ルールを勘違いしていたのか?
いやいやそんなバカなここに書いてある。
でも優先順位とは書いていない。
S嶋の動画ではこう言っていた。
いやS嶋の動画は確定事項ではないから変わった可能性もある。
サイレント修正があるのではないか。
さすがにこれサイレントだったらおかしいだろう。
などと、先程とはうって変わってVCとチャットが混乱に陥る。
まさに絶叫の地。
村に飛ばされ戻ってみると、Lutzのメンバーも同じく大混乱に陥っていた。
やはり皆同じ認識だったのだろう。
混乱に陥って2分くらいか。
司令官mutsukiの一言がVCで響く。
mutsuki「まぁ楽しかったからいっか!」
ケンラウヘル「それもそうだ。間違いない、熱い30分だった」
井伊直政「そうでござるそうでござる!」
シゲルマツザキ「そうだな、熱い戦いだったよ」
あちゃぴ「いやー楽しかった!」
Mシャドウズ悪質ZEN PADディーラー「ってかめちゃくちゃ強くなかったっすか?Lutz、やっぱり戦闘力やべぇやwww」
確かにバグでこの戦いに水を差されたのは腑に落ちない部分がある。
だが、そんな事よりも楽しめたか否か、そこが重要だ。
つくづく、我が軍は人に恵まれていると感じた瞬間だった。
熱い戦いをさせてもらったLutz血盟に、この場を借りて感謝と敬意を。
時に手を取り合い、時に殺したり殺されたりしよう。
いつかまた再戦する日まで。
◼︎今後のブログについて
ちょっと溜めすぎる傾向にあるため、もっと細かくアップできるようにしようかなと考えている所存。
いつもはデスクトップパソコンで更新をしていたのだが、iPadでも機能は制限されるが書く事自体は手軽にできるため、試行錯誤していこうかと。
また、現状、血盟発足、人員配置などもあり色々とゴタゴタしている最中故、承知してもらいたい。
以上。