反王だもの。

MMOを中心としたゲーマー、反王ケンラウヘルの手記。

二血盟運用における対応と問題点及び問題解決の実践フロー(事前準備編)

 

総員、我が名はケンラウヘル。すなわち反王である。

 

今回は5月に行った「反王親衛隊・反王新鋭隊」、通称「甲軍・乙軍」の二血盟運用体制に移行した際の話。

 

※詳細は過去ブログ参照

www.kenrauheru.info

 

ようやく色々と落ち着いてきたため、今回はこの第二血盟発足に伴った色々な事象を書こうと思う。

 

f:id:kenrauheru:20180614182453j:image

 

この手記のタイトルからして、何かコンサルタント臭がしたのは我だけではないはず。

だが気にしない。

 

二血盟運用体制について、表向きは順風満帆に見えるかもしれぬが、裏では色々と対応に追われていた。

そして昨今、ゲームの攻略は色々な所で調べることができるが、血盟運用に関する攻略記事など滅多にお目にかかれぬ。

二血盟運用にしようという者たちがどれくらいいるかわからぬし、恐らくニッチな話題だと思う。

だが、実際にやってみてどう思ったのか、どう感じたのか、どうしたら良かったのか等のノウハウを手に入れることができた。

それを共有したいと思う。

これはあくまで我がやって実際にどうだったかを書き記すものであり、興味がない者もいるかもしれぬが、二血盟運用を考えている盟主は是非参考にして欲しい。

 

甲軍、乙軍の現状

6月13日の現状、甲軍と乙軍では以下のような人員配置となっている。

 

f:id:kenrauheru:20180613180205p:plain

甲軍は50名、乙軍は40名、乙軍に至っては現状43名の枠だが、あと数名入って来る予定だ。

乙軍に関しては目下血盟レベルを上げる事に集中している。

 

我が5月9日にアップした手記の前に入っていたメンバーに色を付けておく。

 

f:id:kenrauheru:20180613180826p:plain

甲軍は50名中38名がオリジナルメンバー、そして12名が新規兵。

乙軍は40名中7名がオリジナルメンバー、33名が新規兵となる。

この配分で落ち着いている。

尚、ジークフリートに至っては甲への異動命令を出したのだが、「我が魂は反王様とあり!」と声高々に言われた為、今後彼とは離れる事はなさそうだ。

先日のCROWS戦終わりから最終人事を公布し、現在はこの形になっている。

ちなみに、元々はこのような人員配置にする予定はなかった。

だが理由があり、今はこのような人員配置にしている。

この理由や経緯については、次回以降に書こう。

 

二血盟運用ための事前準備

以下、我が二血盟運用に移行するに当たり執った行動を示す。

 

①問題提起と立案

まずはこれによって何が問題になっているのか、何をしたいのか等、我が考えている所を文字にした。

とにかく自分が何をしたいのか、何を思っているのか、その問題点を解決するにはどうすればいいのか、そこらへんを箇条書きにまとめた。

やはり文字にするのと言葉にするのでは全く異なる。

こういった所での情報共有というのはきっちりした方がいい。

 

②幹部による精査

①で作成した資料をまずは幹部たちに見せる。

と、実はその前に、軽く幹部たちには「二血盟運用についてはどう思うか」という話は既にしていた。

枝葉での意見は多様であったが、概ね問題はなかった事を踏まえた上での資料だ。

枝葉の部分を精査して修正。

修正はたったの1回で済んだ。

 

③血盟員への共有

②にて概ねの方針はついた。

では次は血盟員たちへの共有だ。 

これはあくまで精査ではなく、共有というスタンスを貫く。

血盟員1人1人に「こうやろうと思うんだけどどう思う?」などとやっていたら時間が足りぬ。

かと言って詳細なしにいきなりやってしまうと「この先どうなるんだろう、どう考えているんだろう」と血盟員たちを不安にさせてしまう。

 

我はそういう時、必ずGoogle Driveを使用する。

ちなみに、皆からは「細かくて凄い!」とか言われるが、実はその逆。

1人1人に説明していては面倒で効率が悪い。

このGoogle Driveさえ作ってしまえばあとはURLをコピーして貼り付けるだけだし、追記や修正も簡単に出来る。

 

我が二血盟運用への移行にする前夜、血盟員たちには以下の資料を送った。

※これはサンプルとして、少しだけ改変しているが気にしないで欲しい。

 

docs.google.com

 

本当は我の第一稿、幹部精査用にという段階で結構違った箇所はあるのだが、面倒なので我の第一稿からそのまま加筆修正を加えていったものだ。

 

この中でも、我が一番重要だと思うのは「コンセプト」だ。

どういう方向性に向かっていくのか、どういう風に運用していくのか等。

自分が血盟員だったらどういう事を教えて欲しいのか。

その概要を示したものがコンセプトだ。

 

二血盟運用前夜、早めの段階で本資料を血盟員たちに共有。

さっと本資料だけ渡せばいいのかもしれないが、我から直接説明するためにDiscordにて説明会を行う。

まぁこれは必須ではあろう、これだけの大きな方針転換を行うのだ、直接どういったことなのかを説明して欲しい、直接説明するだけでも安心する血盟員はいるだろう。

血盟員からは大きな不満もなく、若干不安はあるものの、楽しみの方が勝っている感じであった。

 

④同盟への共有

これでやってはいけないのは、同盟へ筋を通さないままやってしまうこと。

作る事は確定している、故にそれに伴って同盟を不安にさせるようなことはしてはならぬ。

同盟とはいえ、いつ何かあった際には容易に対峙することもある。

相手から警戒されるのは必須。

勿論、我が軍が現在同盟を結んでいるのんべぇ軍団血盟、疾風迅雷血盟は利害関係もあれど、要塞戦などを戦ったり模擬戦をしたり、互いの信頼関係という土台の上で成り立っているので、そういった警戒という面では問題ない。

 

逆に信頼関係があるからこそ、そこはきっちりと共有しておかねばならぬ。

 

のんべぇ、疾風迅雷の各盟主に以下の文章を送る。

以下、要点のみ。

 

①どういう理由で二血盟運用にするのか。

②我が新しい血盟に行くに当たり、元の血盟は誰が指揮を執るのか。

③攻城戦についてはどうするのか。

④ギロチン相互についてはどうするのか。

 

上記について、特に彼等からすると③④が一番気になる所。

ここはきっちりと説明を付け、安心してもらうことが重要。

こうして同盟の盟主からの了解を受け、二血盟運用の実運営に入った。

 

⑤血盟の作成及び受け入れ準備

何名の流入があるのか、サーバー移動残り時間も考えて選出したものの、やはり30名くらいではオーバーすると見込み、即座に血盟レベル上げによる血盟員枠の確保に入る。

また、この時点で「他血盟員のある程度育っているサブ血盟を利用する」という手段もあったが、何故か血盟名変更チケットが販売を終了しており(現在は販売している)、一から育てることにした。

 

血盟員総出でサブキャラを新血盟に移管、寄付などをしてもらった。

また、ここでも「血盟員枠がいっぱいになった時点で、我の独断と偏見により任意のタイミングでサブキャラを追放する」という事も伝えておくことで、新兵のスムーズな加入フローを確立しておいた。

 

⑦血盟員の募集開始

血盟員の募集はブログ、及びTwitterで行う。

あとは希望者が揃うのを待つのみ。

 

 

 

 

と思ったが、想像を絶するDMと囁きが我の所に来た。

その数はもう数えてもいないが、これがまたカオスなのだ。

入ると言っておきながら「やっぱり相談したところ、自分のサーバーに残ることにしました」とか、DMを送ってこられたが我が返事ができておらず「まだですか?」とか。

連絡を受けたから逆にこちらから連絡しても無視する者もいたり。

決して断るのは別にいいし、遅くなってすまないと思う。

それ自体はいいのだが、とにかく対応がゴテゴテに回ってしまった。

Googleフォームで受付フォームとか作るのもありだが、信憑性が著しく低くなることもあり、まぁこれは個別対応でやっていくしかない。

 

こちらも1人1人に対して、掟はこうで、こういうのが必要で、こういう血盟で…と対応しているわけにもいかなくなった故、以下のような共有用資料を作成。

 

docs.google.com

 

そしてあとは簡潔に、「これを見て問題ないかどうかだけ確認してくれ、以上」これで何とか1週間捌ききった。

 

あと、Twitterだけではなく、ゲーム内での囁きでも沢山の連絡が来る、これもまたカオス。

矢のように飛んでくる囁きに対して対応するものの、何件か漏れが出てしまったり。

 

ただこの時に一番やっておけば良かったと思うのは、反王親衛隊の運営をこの時点で委任しておくべきであった。

今週の要塞戦はどうするかとか、その他諸々の事を人に任せておけばもっと良かったと後悔していた。

 

二血盟運用への移管、初動まとめ

長くなった、まとめる。

 

・血盟内で幹部たちとしっかり内容を握っておく。

 

まずは口頭ベースで思いを伝え、各人の意見を聞いておく。

この際には必ず資料を作っておいた方がいい。

絶対に後で言った言わないが発生するのと、その資料は血盟員への情報共有を効率化してくれる。

 

・情報共有の際には必ず「コンセプト(将来的なビジョン)」や「不安要素・問題点及びその解決法」を記載しておく。

 

自分が血盟員だったらどういう事が気になるだろうかと考えれば自ずと書ける。

 

・盟主が新しい血盟の方へ行く。

 

これは我は当然だと思ってさらっとやってしまっていたが、これは是非薦める。

また、我の置かれている立場的にはそうする事が正解だと理解していた。

 

我の血盟に集まる者の要望は、最初から2つだと推測された。

ひとつ、手記にも書いてあるように、熱い要塞戦をしたいと思っている者。

ひとつ、手記を見ているという事は“ケンラウヘル”の血盟に入りたい、即ち我と一緒の血盟に入りたいと思っている者。

そして重要なのは、新しい血盟は1からの作り直し、つまりクルマコアノーマルなどがない状態だ。

どうしても甲軍との格差はシステム的にも生まれてしまう。

その中で我が甲軍に居座り、乙軍は人に任せたらどうなるか。

要塞戦も慣れていない者同士でやらなくてはいけない、我もいない乙軍。

それは二血盟運用ではなく、ただのサブ血盟となってしまう。

それだけは回避しなくてはならない問題だったが、それは我が乙軍に行く事だけで解決できた。

 

・同盟への情報共有はしっかりと。

 

いくら信頼関係があれど、好き放題やったらそれは不協和音を生む。

自分の血盟ならいくらでもコントロールできるし、何かあっても我が責任を負えるが、他血盟はそうはいかぬ。

ここは済し崩し的にせず、しっかりとした説明、そして同盟への尊重、自分の血盟だけが得をする仕組みではなく、なるべく同盟を組んでいた時と何も変わらないという事を説明することが必要だ。

血盟員に説明した資料を簡潔にまとめた概要書を送ればいい。

それで問題が起きた場合はまた別途違うフローになったが、快く了解を貰った。

 

・血盟は1からよりもそこそこ育ったサブ血盟を使った方がいい。

 

あの時は何故か血盟名変更券の販売が中止になっていたため、止むを得ず1からの作成を強制されたが、今はしれっと血盟名変更券が売られている。

血盟名に拘りがなければ別にサブの血盟名をそのまま使っても良いかもしれない。

我の美学として、断じて反王親衛隊の第二血盟が「サブ育成所血盟」や「冷凍炒飯血盟」みたいな名前ではやりたくない。

 

新しいメンバーに対してクルマコアができないなどの不便さはあまり感じさせぬ方が良い。

 

・希望者リストをまとめるスプレッドシートを事前に用意しておく。

 

希望者リストをまとめる機能がないと、我個人のキャパをオーバーしてしまい、漏れが発生する。

これは本末転倒なわけで、これは本当にしっかりやっておけば良かったと思う。

 

・将来の血盟の姿を想像し、対応過多でも楽しむ。

 

希望者の対応に追われ1週間、そこから安定させるため1週間、その他諸々で1週間、計3週間はまともにレベリングに集中できなかった。

故に今現在もレベルは207、もう少し上げておきたかった。

しかし、そんな中でも「この二血盟運用ができたらこんなことができる、あんなことができる、こんなことがしたい」と夢を見ながらやれば、楽しく過ごすことは可能だ。

むしろそれを考えなかったらやってられん。

あとは頼れる者に色々対応を任せるのも良い。

 

 

 

 

 

 

 

最初に書いたが、色々な攻略情報は多々あれど、このような血盟運営に関する攻略情報はどこを探しても見当たらない。

これを記事にしても面白いのかという点はさておき、これが少しでも参考になってくれればと。

ただ、これはあくまで事前準備の段階。

ここからが本当の攻略というか、我が直面した問題とその解決方法、この時こうなることを予想し、こうやっておけば良かったと、盟主視点で色々と語りたい。

 

事前準備のフェイズはこれにて終了。

次回は実際の運用フェイズについて。

そしてそこで起こった問題や解決方法、振り返った時にこうしておけば良かったと思った点を記載する。

 

以上。

 

反王親衛隊・新鋭隊の掟については<こちら>を参照の事。

プライバシーポリシーについては<こちら>を参照の事。