反王だもの。

リネージュ2レボリューション、フレヤサーバー(元ケンラウヘルサーバー)所属。反王親衛隊/反王新鋭隊血盟盟主、ケンラウヘルの手記。

鬨の声と使用方法

総員、我が名はケンラウヘル。すなわち反王である。

 

時を遡ること2週間前。

反王親衛隊第二章が始まる前の話に戻る。

11月30日のアップデート内容が発表され、多いに盛り上がっていた。

しかし、我が軍ではそれどころではなかった。

 

ケンラウヘル:

違う、こうもっと、反王は決して正義のヒーロー的な感じではないのだ。

 

ぽーらすたー:

こう何というか、哀愁漂う雰囲気というか、もうちょっとパンチが欲しいな。

 

我と反王親衛隊の総務部長ぽーらすたーとの間で激論が繰り広げられていた。

アップデートについての討論そっちのけで、我が軍では皆での掛け声、すなわち鬨(とき)の声をどうするかという事で激論が繰り広げられていた。

鬨の声という単語を初めて聞く者もいるかもしれない。

簡単に言えば皆で同じ言葉を叫び、鼓舞するための掛け声である。

「エイエイオー!」という掛け声と同じようなものだと思ってもらって構わない。

ただ、単に「エイエイオー」では能がないというか、もっと熱くなるような掛け声が欲しいのだ。

我のイメージとしては以下の2つ。

 

まず1つ目は漫画「BLACK LAGOON」のロベルタが放つこの言葉。

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死者のためには花束を
正義のために剣を持ち
悪漢共には死の制裁を
しかして我ら
聖者の列に加わらん
サンタ・マリアの名に誓い

すべての不義に鉄槌を。

 

最後の「すべての不義に鉄槌を」を皆で最後叫ぶ。

こういうイメージだ。

格好いい、純粋にこれだけでワクワクする、何か身体の内部から沸々と湧き出るこの感じだ。

 

そしてイメージの2つ目。

漫画「ヘルシング」より、最後の闘いに挑むカトリック陣営アンデルセン神父の言葉。

これは動画で見た方が分かりやすいだろう。

我らは己らに問う 汝ら何ぞや!!
我らは熱心党(イスカリオテ) 熱心党(イスカリオテ)のユダなり!!
ならばイスカリオテよ汝らに問う 汝らの右手に持つ物は何ぞや!!
短刀と 毒薬なり!!
ならばイスカリオテよ汝らに問う 汝らの左手に持つ物は何ぞや!!
銀貨三十と 荒縄なり!!
ならば!!
ならばイスカリオテよ 汝ら何ぞや!!
我ら使徒にして使徒にあらず
信徒にして信徒にあらず
教徒にして教徒にあらず
逆徒にして逆徒にあらず!!
ただ伏して御主に許しを請い
ただ伏して御主の敵を打ち倒すぅ!
闇夜で短刀を振るい 夕餉に毒を盛る死の一兵卒
我ら使徒なり、使徒の群れなり
我ら刺客なり イスカリオテのユダなり
時至らば 我ら銀貨三十 神所に投げ込み
荒縄をもって 己の素っ首吊り下げるなり

さらば我ら 徒党を組んで 地獄へと下り
隊伍を組みて 布陣を布き
七百四十万 五千九百二十六の
地獄の悪鬼と 合戦所望する なり 

 

やはり今見ても最高の鬨の声である。

こういうのを反王親衛隊で作る、そう提案した所、こういう話が大好物なぽーらと論争となり、4時間に渡る討論を繰り広げていた。

中にはこういうのを恥ずかしいと思う者もいるかもしれない。

しかし、この反王親衛隊に入ったからには我の命令には従ってもらう。

 

ケンラウヘル:

びくとりあ、何かいい案はないか?

 

びくとりあ:

すべての不義に鉄槌をが格好いいと思いました。

 

ケンラウヘル:

本当にそう思うか?

 

びくとりあ:

はい。

 

我が軍のシルレン四天王が1人、びくとりあに問う。

少しシャイな彼が恥ずかしがらずに胸を張って言えなくてはならない。

 

ケンラウヘル:

・・・本当に格好いいと思うか?

 

びくとりあ:

はい。とても。

 

ケンラウヘル:

よし、では血盟ボイスチャットにて「すべての不義に鉄槌を!」の下りを胸を張って叫んでみてくれ。

 

びくとりあ:

え?

 

ケンラウヘル:

格好いいのであればドンと胸を張り、皆にその格好良さを示すのだ。

 

びくとりあ:

頑張ってみます…

 

こういうのを恥ずかしがらずに真面目にできるかどうか、これは反王親衛隊としての適性に関わる。

シャイな彼の性格を正し、反王親衛隊色に染めるのに必要な試練なのだ。

30秒後、びくとりあのボイスチャットが展開される。

 

びくとりあ:

「し、死者のためには花束をぉ・・・

 せ、正義のためにけっ、剣を持ち・・・

 悪漢共には死ヒヒヒの制裁ぉ・・・

 しかして我ら聖ジュアッフフフフの列に加わらはははん

 サンタ・マリアの名にヒヒヒヒヒヒヒ

 

 すべての不イーッヒヒヒヒッヒャッヒャアッハッハwwwwwwwww」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケンラウヘル:

びく、絶対格好いいと思っていないだろ。

 

びくとりあ:

いえ、心の底から格好いいと思います。

 

さすがに音読させるのは難易度が高かったようだ。

こんな感じで様々な案を出し、それを皆に音読させるという事を繰り返して4時間が経過した。

 

色々な案が出たが、結局は他の漫画や口上のパロディになってしまう。

我々は一旦「ケンラウヘル」がどのような生い立ちだったのかを今一度確認することにした。

 

ケンラウヘルについてだが、実は「本当のケンラウヘルはとっくの昔に殺されている」というのを知っているだろうか。

反王の本当の名はアリアド・アステオという。

父はエルモアの領主だが、母は貧しい農奴出身だ。

アステオは領主の息子ケンラウヘルの従僕として、あらゆる苦痛を受けながら幼少時代を過ごす。

ある日、ケンラウヘルは自分の名前でトーナメントに優勝すれば、自由を与える約束をし、アステオは約束を果たしたが、ケンラウヘルはその約束を裏切る。

理性を失った猛き従僕は、偽りの主、ケンラウヘルを殺害。

そして同じ日の晩、アステオはケレニスと出会う。

数ヶ月後、彼はアデンの国王である”善王”デューク・デフィルの葬式がとり行われている最中のアデン王国に姿を現し、自らをデフィルの従兄弟ケンラウヘルだと名乗った。

若き未亡人となった王妃ガドリアは一目で恋に落ち、ケンラウヘルは王妃との婚儀によりアデン王に即位する。

その独裁に多くの者が「黒き王」、「反王」と恐れたが、善王の息子、デポロジュに倒されて王位から退くまで、アデンは戦争で一度も敗れなかった。

自身が王であればこそ、アデンが他国に占領されなかったのだ。

「反王として死ぬことこそが自身の名誉である」と言い残しケンラウヘルは死を迎える。

 

参照

※死を迎えると書いてあるが、その後ダークエルフと手を組んだりしているので諸説あるようだ。

 

宿命に立ち向かい、もがき、そして誇りを持って突き進んだのだ。

単なる悪ではなく、反王なりの考え、美学、そして悲しさを秘めているのだ。

 

これを大の大人たちが真面目にスマートフォンを目の前にして語っている姿を想像したら滑稽ではあるが気にしない。

 

つまり、単なる悪ではなく、悲しさ、そして彼なりの「アデンを守る」という信念。

そういったものを入れてこそ、反王の鬨の声として相応しいのではないか。

そして我が軍は長い文だと理解やタイミングが追い付かず失敗する輩が多いと確信している。

 

要は、

・勧善懲悪的なヒーローではなくダークヒーロー的な立ち位置の文章。

・反王の誇りや悲しみ、願望を匂わせる文章。

・短く、且つ皆が合わせやすい文章。

この3つの要素をクリアして初めて反王親衛隊の鬨の声として相応しくなるのだ。

 

色んな案が出てきた中、1つの文言が決まった。

 

「祖国に光を」だ。

 

悪名高き反王として皆から恐れられていたが、反王は決して悪ではない。

むしろ光を渇望していたのだ。

そして何よりも自分自身ではなく、アデンを守るという確固たる信念があった。

この言葉は皆で発声する部分と位置付けた。

では我の言葉を何にするか。

「祖国に光を」というワードはかなり前向きで正義の匂いがする。

それとは逆に我の合図は”影”を纏わねばならぬ。

そこからが難産であった。

 

「我に自由を!」
「祖国に光を!」

「我が天であり、我が世界である!」
「祖国に光を!」

「穢れた世を汝の血で染め抜いてやろう!」
「祖国に光を!」

「穢を解くには血が足りぬ!」
「祖国に光を!」

「我が力で天を地に沈め、地を天に還してやろう!」
「祖国に光を!」

 

違う、何かが違うのだ。

語呂感というか、何かこう、今ひとつであった。

 

気付けばこんなことを議論しながら深夜2時になっていた。

皆疲れて寝始めた頃、最高のワードが提示された。

 

「その血に誇りを」

 

これだ、間違いない。

その血に誇りを、祖国に光を。

語呂も最高だ。

リネージュ1の最初のサブタイトルは「The Blood pledge」。

つまりは「血の誓い」であり、「血盟」という組織をまとめる単語にも「血」という文字が使われている。

血という影を纏った単語に「誇り」というワードを追加することによって、絶妙な熱さが伝わってくる。

我の独断でこれを採用することに決定した。

 

最終的には我が反王親衛隊の鬨の声は以下に決まった。

 

抗え、さすれば汝の血で御光を給わん!
その血に誇りを!
「「「「「祖国に光を!」」」」」

 

鬨の声は決まった。

我が軍の掟に『「祖国に光を!」という単語をショートカット登録する』という事が加わった。

 

以下このような感じになる。

 

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約1名血盟チャットで言ってしまっているが。

こちらの士気を高める効果、そして団結する効果を発揮する。

いわば鬨の声バフとでも言おうか。

 

こういう遊びを真剣に考えるのも本当に楽しい。

勿論、乱発してログ流しをするのはマナー違反である故、使いどころは精査が必要であるが、もしこのブログを見て少しでも「いいな」と思った血盟は、是非血盟毎のオリジナル鬨の声を決める事を勧める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では本題へ。

この鬨の声は時として違う使われ方をする。

我が真剣に考えたものではあるが、我の意図と反して誤った使われ方をする可能性が高い。

せっかくのものが台無しになるパターンも存在する。

今回は我が軍で実際に体験した、鬨の声の「正しい使い方」「誤った使い方」を記す。

是非参考にし、我が軍と同じ過ちを犯さないようにして欲しいと切に願う。

 

 

 

 

 

■ケース1(正しい使い方)

 

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【戦いの前の鼓舞として利用する】

これは当然だ、このために作ったのだから。

やはり皆で規律正しく決まると心が躍る。

 

 

 

 

 

■ケース2(正しい使い方)

 

ケンラウヘル:

先程皆に褒章を配布した、皆の日々の貢献に感謝する。

 

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【感謝の意と共に忠誠を誓う】

 

これも意図していなかったが素晴らしい使い方だ。

一致団結を物語るこの言葉はもはや我が軍にとってはなくてはならない。

鼓舞以外の利用方法については全く指示していなかったが、この一致団結感はぐっと来るものがある。

このような使い方以外にも利用方法はあるやもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、問題はここからだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■ケース3(誤った使い方)

 

ケンラウヘル:

さて、褒章もそろそろ貯まってk

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褒章配布前にフライングしてはならない。

 

気持ちは分からんでもない。

気持ちは分かる。

うむ、分かる。

だが早過ぎる。

この使用方法はただの物乞いだ。

「バクシーシ」の画像検索結果

バクシーシでは断じてない。

というか今見て気付いたのだが、どさくさ紛れての熱盛って何だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■ケース4(誤った使い方)

 

 

 

くらすけ

んじゃ今日は放置して寝ます。祖国に光を~

 

 

 

落ちる前の挨拶として利用してはいけない。

 

真剣に我が考えたのに、完全に茶化されているとしか思えぬ。

誠に遺憾である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■ケース5(誤った使い方)

 

 

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断じて鬨の声を略してはならない。

 

☆や♪、そしてその穏やかな顔文字。

緩すぎる。

最悪の使われ方である。

断じて鬨の声を茶化してはならないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■ケース6(誤った使い方)

 

 

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一見普通に見えるが、どうしても

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”ソ・クニミツ”という架空の歴史上の人物を呼んでいるようにしか見えない。

鬨の声は一文字間違っただけでとんでもない誤解を招く。

注意せよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■ケース7(誤った使い方)

 

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だからお前は誰なんだ。

 

 

 

 

 

 

 

もうここからはケースという問題ではない。

いちいち説明を付けるのも面倒だ。

五月雨式に誤ったケースを記載していく。

 

 

 

 

 

 

 

 

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国光、お前は10年で歴史に何を刻んだ。

 

 

 

 

 

 

 

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ボキャブラ天国風に脳内再生されてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

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突如国光のご先祖様っぽい奴が登場。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ネタを被せるな。

 

 

 

 

 

 

 

 

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何だ、武器か?国光は武器なのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

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せめて原型は残せ、原型は。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ネタを被せるな。(二回目)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまで書いてきて、

自分でも何を書いているのか本気でわからなくなってきた。

 

読んでいてついていけなくなったと感じたら、

今回のブログはなかったことにしてもらって構わない。

 

そして今後我が軍では金輪際大喜利を禁ず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■国光の最期

 

さて、このカオスな流れが約1時間に渡って繰り広げられた。

この会話の中、一人の強化ログが流れる。

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まさかの自体に皆盛り上がる。

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そしてそれに便乗する面々。

そしてどんどんと強化に成功する反王親衛隊メンバーたち。

そして巷で噂が広まる。

これは国光崇拝のおかげではないかと。

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国光を崇めれば強化が成功する。

そして調子に乗ったメンバーが次々と強化を行う。

が、当たり前の如く、失敗が続いてどんどん戦闘力が下がる面々。

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我が軍で突発的に起こった国光ブームはわずか1時間でその役目を終えたのであった。

 

以上。

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